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   2007年11月15日号
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空自研修を支援
《埼玉》
さいたま支局長会
航空機見学などを行う
 埼玉地本(本部長・園田郁夫1陸佐)は10月15日、さいたま支局長会の空自入間基地研修を支援した。
 さいたま支局長会とは、埼玉県に所在する新聞社や放送局の支局長等で組織された任意団体で、埼玉地本は募集広報などで協力・支援を受けている。
 研修は7社の新聞社、テレビ局の支局長等が参加して行われた。入間基地副司令への表敬に続き、中部航空警戒管制団監理部長が基地の概況説明を行い、ジョンソン基地と呼ばれて米軍が駐留していた時代からPAC3が配備された現在までの基地の変遷を紹介した。
 副司令と地本部長を交えた和やかな雰囲気での昼食のあと、午後からは廣中将補が航空自衛隊の歴史やそれによって作られてきた航空自衛官の気質などについて講話し、研修者は興味深く聞き入っていた。続いて滑走路地区に場所を移し、練習機T-4と輸送機C-1を見学。研修者は間近で見る航空機に触れながらじっくりと観察していた。
 研修した支局長等からは空自を理解する貴重な機会として有意義な研修となっていた。埼玉地本では、今後も支局長会との繋がりを強固なものにし、自衛隊のPRを行うとともにマスコミとの協力態勢を構築していきたいとしている。

UH-1体験搭乗
《宮城》
 宮城地本(本部長・冨井稔1陸佐)は10月13日、霞目駐屯地において東北方面航空隊の支援を受け、援護・予備自衛官業務協力者等に対し、UH-1の体験搭乗を行った。
 宮城地本広報室長の挨拶と安全説明の後、体験搭乗や防衛館見学を実施した。
 搭乗者からは、「初めてのヘリコプターで緊張しました」「上空から見る松島は最高でした」などの感想が聞かれ、参加者にとって思い出の一日となった。

募集相談員
3名に委嘱状交付
《奈良地本》
 奈良地本(本部長・吉居宏1空佐)は10月22日、援護相談員委嘱式及び援護相談員会議を実施した。
 援護相談員委嘱式では、奈良・橿原各商工会議所専務理事、奈良県経営者協会事務局長の3名に対し、地本部長が委嘱状を交付した。委嘱状交付後の懇談では地本部長から「援護相談員を受諾していただき感謝しております」と述べるとともに今後の就職援護に対する協力を依頼した。
 引き続き行われた相談員会議では、森岡正弘援護課長が現在の就職援護状況を説明し、続いて航空自衛隊幹部候補生学校援護室長から航空自衛隊の就職援護状況を説明した。
 最後に援護課長から「援護基盤(協力企業等)拡充の援助」「再就職指導・施策に対する相談援助」「求人に関する情報提供」を依頼した。それに対し相談員が「今後も、自衛官の再就職援護のお役に立てる様に引き続きご協力させていただきます」と力強い言葉を述べ、会議を終了した。

海自YS-11Mで大空の散歩を満喫
《静岡地本》
 静岡地本(本部長・深瀬尚久1空佐)は10月20日、入隊予定者や自衛官募集などの協力者を対象に、YS-11M輸送機の体験搭乗を静浜基地で行った。
 80人の参加者は飛行前の安全教育を受けたあと、2グループに分かれて離陸し、高度300メートルで海岸線に沿いながら富士市上空を旋回、約20分間の大空の散歩を満喫した。
 体験搭乗後、静浜管制隊の協力で空自の業務を少しでも理解してもらえればと、管制業務の具体的な実施内容について説明を受けた。なかでも、航空機の運航に合わせ繰り返される「クリヤー・フォー・テイクオフ(離陸を許可します)」などの管制用語が参加者の興味をひいていた。
 静岡地本では、体験搭乗を本年度7回計画しており、陸自からUH-1ヘリコプター、海自からSH-60J哨戒ヘリコプターとYS-11M輸送機、空自からはCH-47J輸送ヘリコプター等の航空機支援を受け実施している。

再就職に向けて企業説明会を開催
《長野地本》
 宮城地本(本部長・冨井稔1陸佐)は10月13日、霞目駐屯地において東北方面航空隊の支援を受け、援護・予備自衛官業務協力者等に対し、UH-1の体験搭乗を行った。
 宮城地本広報室長の挨拶と安全説明の後、体験搭乗や防衛館見学を実施した。
 搭乗者からは、「初めてのヘリコプターで緊張しました」「上空から見る松島は最高でした」などの感想が聞かれ、参加者にとって思い出の一日となった。

107歳、最高齢の募集相談員が誕生
《三重地本》
 三重地本(本部長・桐井賢一1陸佐)では10月24日、三重県名張市在住の片山ミツヱさん(107歳)に自衛官募集相談員の委嘱を行った。片山さんは現在、名張市の最高齢で、また、お孫さんである片山幸一さんは自衛隊伊賀協力会の会長である。
 委嘱式で亀井利克市長は、「片山さんは平和な日本の母のイメージにふさわしい。自衛隊の持つ固いイメージも一変する」と感想を述べた。また、全国に約1万人いる募集相談員の中でも最高齢である片山さんは、自衛官募集を呼びかけたポスターのモデルを務めた。ポスターに書かれている「ええ仲間つくって ええ仕事せなあかん」「孫も曾孫もがんばりいやー」の文言も毛筆で記されるなど同事業に協力している。桐井本部長は「ポスターに協力していただき、防衛、防災を志す若い人の募集につながる」と語り、亀井市長とともに片山さんに委嘱状を手渡した。片山さんは「災害の時などは、自衛隊さまさま。多くの若者に入隊してもらい、しっかり国を守ってもらいたい」と感想を述べた。

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