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   2007年11月15日号
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「クウェートへの手紙」
 航空自衛隊では「航空自衛隊は今でもクウェートで頑張っています」という事を知ってもらおうと「ブルーリング キャンペーン」活動を行っている。田母神空幕長をはじめ多くの隊員も腕にはめている。元防衛大臣の小池百合子氏もいつもはめていて、富士総合火力演習では大いに注目を集めていた。防衛ホーム新聞社ではこの活動を眼で見える形で表すキャンペーンを応援している。そこで「クウェートへの手紙」を募ったところ大きな反響があった。「ブルーリング」は航空祭や基地売店で発売中。
▽自衛隊(陸自ですが)が駐留し復興したサマワが先日「世界遺産」に登録されましたね。自分は考古学者でいつかイラク遺跡の調査に行きたいと思っており、訪れる機会に恵まれた際にはブルーリングを填めて行きたいと思います。(Y・M)
▽blue-ringは結構目立って、かつみんなに趣旨を説明致しますと好評でblue-ringの賛同者が広がっています。中には、県会議員の方々もいるんですよ。 (Y)
▽日本にいてイラクの隊員を応援できる事と知りました。 (H・Y)
▽ブルーリングの市販を待っていました。友人にも分けるのでよろしくお願いします。 (T・O)
▽一般販売されるのを待ってました。 (A・K)
▽航空自衛隊新潟救難隊員です。知人に配ろうと思い、注文いたします。派遣勤務中における無事故と派遣隊員の無事ご帰還を祈念しています。 (T・I)
▽知り合いに自衛官の方がいます。イラクには行っていませんが、イラク派遣も延長になったとかで、応援させていただきます。(K・Y)
▽県内の空自OBにも分けてあげようと思っています。 (M・A)
▽いろいろと、日本を離れておつらい任務もあるとは思いますが、私はあなた方が、クウェートでイラクで陸自が撤退した後も、現地で頑張っていらっしゃることを忘れていません(もちろんインド洋沖の海自の方々のことも)お身体大切に、無事にお帰り下さることをお祈りしています。
 (T・S)
▽人道支援のためイラクの空で活躍される航空自衛隊の皆様。皆様は日本の誇りです。 (T・K)
▽防衛省自衛隊を応援致します。僕も自ら防衛省自衛隊の道に進みます。(S・S)
▽こんな良い企画があったのですね。主人も航空祭の時にはめていました。(H・A)
▽最近あまりイラクのニュースが流れなくなってきました。それでも、変わらず多くの人達が亡くなり、イラクの人達は、苦しみ続けているのでしょう…空自の方々とC130の無事を祈っています。 (K・K)
▽私たち国民の代表として、国際貢献活動に励む隊員の皆さんの無事をお祈りしています。 (S・F)
▽Good luck & God bless you! (K・T)
▽みなさまの無事をお祈りするとともに、現地の皆さんに喜ばれる支援活動に励んで頂きたいと思います。がんばれニッポン!(S・F)
▽予備1等陸尉です。自衛隊員として、イラクで働く皆さんの無事をお祈りします。 (K・M)
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▽空自OB(2輸空)として、イラクで活躍する全ての自衛官が、無事に任務を終了できるよう祈ります。そして世界が平和になるように、青い鳥が飛びますように! (M・H)
▽少ないですが、復興の一助になれば幸いです。色々言われる方もいらっしゃいますが、応援しています。これからも頑張ってください。 (Y・K)
▽女性も行っているんですね。頭が下がります。頑張って下さい。 (K・T)
▽このムーブメントに賛同いたします。 (K・A)
▽無事に隊員さんがイラクから戻ってくることを心よりお祈りしております。
 (K・K)
▽皆様 くれぐれもお体大切に無事ご帰国される事祈っております。自分もブルーリングを愛用し 皆様が人道復興支援の為 今も異国の空でご活躍されています事 一人でも多くの方に訴求出来ます様 微力ながらお手伝いさせていただきます。(浦安市在住 大橋)
▽ときには挫けることもあると思いますが、使命に燃え、一生懸命頑張っているあなた方を応援しています。あなた方の帰還を楽しみにしています。 (Y・Y)
▽任務以外にご家族の事おを心配されたりと異国での生活は、大変な事と察しいたします。しかし、まずはご自分のことを。お身体ご自愛ください。 (M・O)
▽こんにちは。初めて送ります。長男がクウェートへ派遣中で、25歳の誕生日に初めて本人へメール。慣れないため、届いたのか返信の意思が無いのか。追送品も忙しい中、母心で苦心の末届きました。息子だけ無かったら寂しいのでは、と。親ばかかな!先日情報誌が届き、主人とやっとその中から、元気な息子を発見。大感激!今日は小牧、明日岐阜基地航空ショー。小松、浜松、今年も諦め。来年こそ行きまーす。隊員の皆さん、体を大切に、仕事も余暇も楽しんでください。元気で帰国を願って待ってまーす。(日本から出国未経験のS・Yより)
▽航空自衛隊の皆様ご苦労様です。皆さんの活動をもっと一般の方々に理解していただける様に広報活動を行って頂きたいと思います。家族から離れ遠い異国の地で支援活動をすることの過酷さをTVなどで特集をしてください。 (T・S)
サマーワ派遣の際にお世話になりました。皆さんの無事を祈っています。
(T・H)
(※そのほか多数の方々から投稿がありました)

イラク派遣を終えて シリーズ
“平和ボケ"を痛感
空自航空警務隊 奈良地方警務隊 2空曹 平 山 潤
 私は、この度、イラク復興支援派遣輸送航空隊において、派遣警務隊の第11期前段要員として平成18年11月9日から平成19年3月15日までの間、クウェート国内にあるアリ・アル・サレム基地で勤務をしてきました。
 海外派遣は初めてのことで、勤務等についてあれこれ考えているうちに、いつの間にか、このクウェートの地に立っていました。
 まず感じたことは、周りの景色が単色、つまり砂の色である淡黄褐(ベージュ)色なのです。話によく聞く砂嵐も実際に見ることが数回あり、その独特な感覚を肌で感じ取る事ことができました。また、日差しが強く、肌に突き刺さるかのように感じました。よく「サングラスをかけていないと、目が痛くなるよ」と言われたにもかかわらず、忠告を無視してサングラスをかけなかったため、目が痛くなる事こともありました。そして、特に驚いたのは、自分が思っていたよりも雨が降った日が多かったことです。派遣期間中は雨季で、雨が降るとは聞いていましたが、砂漠であるため、『本当に雨なんて降るのかな』と半信半疑でした。ただ、実際に砂漠で雨が降っているのを見ると、思わず「お〜〜」と感嘆の声を出してしまいました。
 次に、この基地でには、会話を日本語で会話できるのが派遣輸空隊の者しかいません。中には片言の日本語を話せる外国人がいますがごく僅かです。ここで外国人と会話をする時は、英語で話さなければなりません。しかし、英会話が出来ず、言葉の壁に阻まれました。買い物時に話す位程度であれば単語だけで済みます。しかし、それ以外では、まさに昔テレビの宣伝にあった、「ABCは知ってても〜それだけでは困ります。」でした。日本語であれば当然話せることが、いざこれを英語で話そうとしても出来ず、もどかしさやいらいら、さては自己嫌悪に陥り、最後は無言になってしまうことが何度かありました。
 また、基地内には米軍、オーストラリア軍、韓国軍が駐留しています。特に、米軍の兵士は銃を携行している者が多く、体育服装の時でさえ銃を携行しています。その姿を見た時、"何でこの格好で銃を持っているのか"と驚いてしまいました。このように銃を携行することで、すぐ対応できる態勢を維持していること事に対して驚き、自分が平和ボケしていたことに気付かされました。また、早朝、深夜における飛行機の離着陸音で目が覚めることもあり、改めてこの地域は、いつ何事が起きてもおかしくないと思いました。
 派遣輸空隊では各基地から来ている隊員と容易に話すことができ、本邦であれば、顔を合わせて話す機会事がない者と話すことができたので、今まで知らなかった職種の話が聞けてためになりました。
 帰国後は、知力(特に英語)の向上、体力の維持に努め、再度クウェートへの派遣が命ぜられてもいいように準備を怠らないようにしています。

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
I FEEL GOOD ABOUT ME
アイ フィール グッド アバウト ミー
自分自身が爽快なんだよね
 Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。天気の良い朝には、遠くに冠雪した富士山が見えます。そろそろ紅葉の便りが聞かれますね。今年の紅葉は例年になく綺麗に色づきそうな気配です。楽しみですね。
 さて、今回の表現は、“I feel good about me"「自分自身が爽快なんだよね。」です。直訳すると、自分のことを良く感じるということですが、自分のことを誇りに思う、気持ちよく感じるということです。何か自分が一所懸命努力して、良くやったなあというときに、感じる充実感のようなものを表現しています。自分が可愛い、誉めてあげたいという感覚ですね。そういう状況を沢山経験したいものですね。自分を肯定的にとらえて努力する。そこから新しい出会いや、経験が生まれて、生活を楽しいものに変えてくれます。その後に来る充実感をこのフレーズを使って表現したいですね。
 そろそろ風邪をひいているかたも見かけます。これからどんどん忙しくなっていきます。健康に留意して、冬の到来に備えましょう。
 それでは、皆さん。See ya!

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