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   2007年8月15日号
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CH-47ヘリ体験搭乗
《沖縄》
離島でも積極的に広報活動
 沖縄地本(本部長・末長典良1陸佐)は7月16日、空自那覇ヘリコプター空輸隊(隊長・矢野博司3空佐)の支援を受けて、沖縄本島の南西約290キロに位置する宮古島においてCH-47ヘリコプターを使用した体験飛行を行った。
当初、7月14日に体験搭乗は行われる予定であったが、沖縄本島を直撃した超大型台風4号の影響でこの日に延期となった。当日は台風も過ぎ去り、快晴の体験搭乗日和となり、急遽の予定変更にも関わらず、60人もの人達が台風一過の宮古島の眺望を楽しんだ。
 飛行中は気流も安定し、写真を撮ったりコックピットを見学したり、眼下に広がる景色に見入るなど、それぞれが約20分間の飛行を楽しんだ。
 参加者の一人は、「初めて自衛隊のヘリコプターを見て、思った以上に大きいことと、ヘリのかっこよさに驚いた。乗ってみると、不安だった揺れもなくて初めて上空から自分達の住んでいる島を見ることが出来てとても感動した」と、初めての体験を満足そうに話した。
 沖縄地本では、募集最盛期に向け、自衛隊の任務に対する理解を広めるため、自衛隊の姿が見えにくい離島などにも広報活動の範囲を積極的に広げ、これからも隊員の募集に邁進していくとしている。

募集担当者会議で自治体と関係強化
《三重地本》
 三重地本(本部長・桐井賢一1陸佐)は6月25日、明野駐屯地で行われた三重県主催の平成19年度自衛官募集事務担当者会議を支援した。
 この会議では、県市町の自衛官募集の担当者が集まり、募集の現状と自衛隊への協力の要請事項の確認を行った。自治体から18市町の23人が参加し、自衛隊側からも航空学校長や三重地本部長をはじめ、募集課長や各地域事務所長等が参加した。主な内容としては、自衛隊任務の多様化について、複雑化に対応できる人材が求められていること、自衛官募集の現況について、入隊後の隊員のインタビューを放映するなどして説明を行った。
 さらに三重県の募集現況について、各市町の広報誌での募集案内の状況や懸垂幕の展張の状況などを説明し、各市町の協力状況を示した。また、地域防災や学校防災への自衛隊の活用を呼びかけた。
 地本では「この会議で自治体の自衛隊への理解及び自衛官募集への協力態勢の強化を図ることができた。今後も引き続き自治体と連携して互いの理解を深め、安定した自衛官採用を図っていきたい」としている。

駅前で募集広告を配布
《栃木》
 「おはようございます。自衛官募集中です」と、早朝の駅頭から爽やかな声が聞こえる。構内のホームでは、自衛官募集中の広告を手にした学生が電車を待ちながらチラシに目を通す。普段は見られない光景だ。
 栃木地本・大田原地域事務所では、女性自衛官を起用し、7月の募集解禁に合わせて、第1週目の2日から6日の間、毎日朝6時から西那須野駅等、管内の駅9箇所において、男子学生を中心に自衛官募集広告を配布した。
 「今日はここで何かあるんですか?」と驚いた様子の学生もいて、インパクトは十分! 女性自衛官が「ただいま自衛官を募集していますので、ぜひよろしくお願いします」と、にこやかに広告を手渡すと、わざわざポケットから手を出して受け取る学生の姿も多く見られた。
 地本では期間中、「募集広告を手にした学生が、将来の職業選択肢として自衛隊を思い描きますように」と、1枚1枚に願いをこめて、今回の活動で約1630枚の募集広告を配布した。

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