4月16日、航空機動衛生隊(隊長・田村信介1空佐=小牧)は、行動災害派遣命令に基づき、福岡空港から伊丹空港までの長距離患者搬送を行った。患者は、小児であり、呼吸器疾患に対する肺移植が早急に必要な容態であった。
前日の15日に、患者情報を入手するとともに細部調整を行い検討の結果、搬送が実施されることとなり、翌日の早朝出発と時間が切迫したなかでの災害派遣となった。
今回の任務では、体外式膜型人工肺(ECMO)等の医療資器材の固定方法等の調整の時間が短かったが、航空機動衛生隊のチームワークと柔軟な対応力で、無事に長距離患者搬送を完遂することができた。
いつもと同じく第1輸送航空隊からの絶大なる支援を受け、無事に任務を完遂することができた。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
なお、当日中に、最終搬送先から「無事安定して患者を搬送できました」という連絡があった。
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