関東地方の桜は、すでに葉桜になりつつあります。新型コロナウイルス感染症の影響で、まさに未曾有の出来事を目の当たりにしています。2020年は、100年、数十年に一度の大変革の年だと言われていましたが、このような形で具現化するとは、予想だにしなかったところです。桜吹雪の舞う4月7日に、安倍首相は緊急事態宣言を発令し、テレビを通じて国民の全面的な協力と政府の支援策を伝えました。法体制が他国とは違い、強制性の弱い我が国は、国民の協力によって、この未曾有の国家危機を乗り越えようとしています。素晴らしい国ですね。
さて、今回の表現は、新型コロナウイルス感染症関連の表現になります。おそらく一生に一度使うか使わないかの表現だと思います。今年だけの限定表現だと確信しています。"A state of emergency was declared!"「緊急事態宣言が発令された!」です。stateは、アメリカなどの州で覚えている方も多いと思いますが、ここでは、「状態」という意味で使われています。どういう状態かというと、emergency「緊急、非常」事態であることです。緊急事態であることが、宣言(was declared)されたことになります。「安倍総理が宣言した」場合は、"Prime Minister Abe declared a state of emergency"となります。
外出をせず、人との接触を控えると、生活や仕事に大きな影響をあたえます。政府、会社、学校、役所などの指示や方針に沿った行動をして、協力したいものです。自衛隊への災害派遣要請も多くあると思います。自衛隊は、新型コロナウイルス感染症にかかる多くの事案に積極的に関与し、称賛される成果と実績を積み上げてきています。心から感謝申し上げます。日々の生活のリズムを整えて、デマや噂に惑わされないように、落ち着いて、日々陽気で楽しくお過ごしください。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル> |