航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)に所在する第3航空団所属の第3飛行隊は、3月26日をもって、百里基地(茨城県小美玉市)に移動し、第7航空団に隷属替えされた。これに伴い、第7航空団は、部隊改編式(第3飛行隊編成完結式)を執り行った。
式典では、まず、飛行群司令から第7航空団司令に対して部隊編成完結が報告され、次に、第7航空団司令から第3飛行隊長に対して隊旗が授与された。その後、団司令による訓示が行われ、最後に、第3飛行隊が運用するF-2戦闘機を背景に記念撮影を実施した。
本改編により、第7航空団は、F-4EJ改に加え、新たにF-2戦闘機を運用する戦闘航空団となった。また、同日、百里基地に45年間所在した偵察航空隊が廃止された。
【第7航空団司令兼ねて百里基地司令(佐川詳二空将補)コメント】
新たな体制となった百里基地・第7航空団ですが、今後も不断の防空任務等を果たし、国民の皆様の負託に応えて参る所存です。今後とも、航空自衛隊百里基地及び第7航空団に対するご理解とご支援ご協力をお願い申し上げます。 |