防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1020号 (2020年2月1日発行)
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全国の基地から
JASDF
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航空機動衛生隊が総理大臣特別賞状
小牧
 航空機動衛生隊は特別賞状を総理大臣から授与されました。これは、職務遂行で特に推奨に値する功績があったと認められたことによるもので、近年は自衛隊記念日を機会として陸海空から1部隊ずつ程度表彰されており、今年度は陸海空それぞれ1部隊が表彰されました。部隊表彰式は、本来は10月14日の観艦式において観閲艦「いずも」上で実施されることとなっておりましたが、台風の影響による観艦式の中止に伴い、同年11月12日に総理大臣官邸で実施されました。表彰式では各部隊長等が総理大臣からそれぞれ賞状と副賞の盾を授与され、メダルを左胸に着けられ、握手をした後、記念撮影をして終了となりました。
 航空機動衛生隊の任務は長距離患者搬送における機上医療、機上医療に関わる調査研究及び救急に関する識能の普及教育でありますところ、特に長距離患者搬送は第1輸送航空隊と共に実施してきたことから、この特別賞状は第1輸送航空隊の皆様とともに頂いたものであると考えております。航空機動衛生隊はこの特別賞状を大変光栄に思うとともに、より一層職務に邁進する所存ですので、第1輸送航空隊をはじめ小牧基地所在の皆様のますますのご支援をよろしくお願い申し上げます。
航空機動衛生隊 機動衛生隊長 1空佐 田村信介
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親子参加型イベント 浜松広報館
浜松

 航空自衛隊浜松広報館は、10月と11月に親子で参加できるイベントを開催した。
 まず、10月5日、6日の両日は、「エアーパーク・クイズラリー」を開催した。エアーパーク内にある展示物や戦闘機の説明板等の中で、普段見逃しやすいところに着目し、クイズを作成。参加した子供たちは、グループになったり、親子で一緒に答えを探したり…。受付に戻って答え合わせ。全問正解者はガッツポーズ、残念ながら間違えた子もヒントを頼りに正解を探し出し、笑顔でエアーパークを後にした。
 10月27日は「親子ペーパークラフト教室」を開催。事前予約のあった親子を対象に、航空自衛隊特製のペーパークラフト作りに挑戦した。皆手際がよく広報館員の助けも要らず、真剣な表情で作成していた。
 11月24日は「こども写生・ぬり絵会」。例年は写生のみとしていたが、より小さな子どもも参加できるよう「ぬり絵」も実施することにした。思い思いの色を使いぬり絵を楽しんだり、格納庫にある飛行機を写生したり…。「出来上がりを缶バッチにしてプレゼント」の企画は大人気でスタッフは汗だくでの対応だったが、子どもたちのうれしそうな顔に癒された一日だった。

 浜松広報館では、航空自衛隊の現状を理解して頂くため、いろいろなイベントを企画しています。ぜひ、ご家族で、あるいはご近所、ご親戚等をお誘いの上、御来訪下さい。

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救難員2名が海自1術校長努力賞
入間
 浜松救難隊飛行班の仲氏耕一郎3空曹及び那覇救難隊飛行班の野口敬史3空曹の2名の救難員は、令和元年9月12日〜11月12日までの間、海上自衛隊第1術科学校(広島県江田島市)第3103期海曹士専修科開式スクーバ課程に入校し、陸・海・空3自衛隊から選抜された精鋭たちと共に切磋琢磨、厳しい訓練を乗り越え、仲氏3空曹及び野口3空曹共に同課程で優秀な成績を修め、同校校長より「努力賞」を受賞した。航空救難団の隊員が2名揃って1・2フィニッシュで課程を締め括った事は2名の努力は勿論、航空救難団の名声を大いにアピールできたものと思うと同時に、今後入校予定の後輩には、かなりハードルが上がった事は言うまでもない。帰隊した両名は、「普通に呼吸ができる有難さを改めて実感しました」と、過酷な訓練を振り返った。
 約2カ月間留守にした分、家族孝行と部隊感覚を早期に回復させて、あってはならないその時に、今回の入校で得た能力を遺憾なく発揮できるよう、更なる精進を期待したい。

開庁60周年記念・令和元年度
小牧基地オープンベース特集
(その3)

★こんにちは!私たち1輸空装備隊ではC-130Hのフライトシミュレーター展示を行いました。シミュレーター展示は、毎年大好評でなんと!今年は整理券配布わずか30分でsold out!!すごい!!事前準備で皆遅くまで頑張りとても大変でしたが、お客さんに感謝の言葉をかけてもらえると思い頑張りました。みなさんも機会があれば是非体験してください!写真でお見せできないのが残念です。

★航空機動衛生隊は中エプロンC-130H内及び第3格納庫内で、機動衛生ユニットの展示を行いました。今年は隊長自ら用意して下さった広報用のパンフレットを展示し、広報活動にも取り組みました。ユニットの展示においては、2019年の10月に技術航空幹部として採用された大型新人の岩崎3空佐が持ち前の明るさとトーク力で見学者を楽しませており、大盛況のうちに終わることができました。

★私たちは小牧基地軽音楽部「The New Fly人」です。開庁60周年を記念し、何と美保基地と入間基地の軽音部の方が応援に来られ、初の3基地による合同演奏!が実現しました。夢が叶ったコラボ演奏は、観客は勿論、奏者も共に楽しめる素晴らしい演奏で、多くの方がステージに足を運ばれ、大盛況のりのり気分で幕を閉じました。

★航空救難団整備群検査隊第2小隊先任である渡邊1空曹は、花自動車代表担当者として全体計画、現場指揮及びチケット等の作成等の細部に至るまで身を粉にして活動しました。労が功を奏して、約1500人のお客様に楽しんでいただくことができました。
 子供たちの笑顔が一番のご褒美、頑張った甲斐がありました。

★救難教育隊は、U-125AとUH-60Jの救難展示飛行、縄梯子体験コーナーを行いました。縄梯子体験コーナーでは救難員を主に体験者が楽しく安全に体験できるよう細心の注意を全員が払っていました。周囲には笑顔が溢れ、大人も子供も興味津々、楽しそうに記念写真を撮られている姿がとても印象的でした。この楽しそうな姿に隊員一同励まされます。


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