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自衛隊ニュース   1020号 (2020年2月1日発行)
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がんばれ!新成人 決意も新たに
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北千歳
 北千歳駐屯地(司令・大場剛陸将補)は、令和2年1月9日、駐屯地体育館において成人行事を実施した。
 成人式には、千歳地方防衛協会会長(千歳市長)山口幸太郎氏、北千歳駐屯地OB会会長岡昭雄氏をはじめ協力団体、駐屯地モニター及び新成人父兄が臨席し、40名の新成人が晴れの舞台に臨んだ。
 司令式辞において「進んで自らの職責を果たす」「仲間を大切にする」の2つの言葉を贈られると、新成人達は普段より一層緊張したまなざしで聴き入っていた。その後、千歳地方防衛協会会長及び北千歳駐屯地OB会会長から新たなスタートを切る新成人へ祝福と激励の言葉が贈られた。
 引き続き、新成人を代表して第1地対艦ミサイル連隊第3中隊の中岡3陸曹が「一社会人としては自分の行動に責任を持ってその役割を果たし、さらに、自衛官として事に臨んでは危険を顧みず身をもって責務を完遂し、国民の負託に応えることができるよう、日々精進していくことを本日ここに誓います」と力強く決意を述べた。
 式典に引き続き祝賀会食が行われ、千歳地方防衛協会女性部長丹波紀美子氏の心温まる祝辞、全ての新成人からの決意表明などで終始和やかに行われた。その後、駐屯地体育館で行われた曹友会行事、「自衛官の一日」では、先輩隊員の応援の中、新成人達は躍動し会場を沸かせた。
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仙台
 仙台駐屯地(司令・牛嶋築陸将補)では1月10日、仙台駐屯地成人祝賀行事を行った。
 はじめに体育館において、仙台市長代理宮城野区長をはじめ多数の来賓や新成人の家族が参列し凛とした雰囲気の中、成人式が行われた。駐屯地司令から「新成人となる37名の隊員の皆さんをお祝いできることは駐屯地司令として大変喜ばしいことであり、心よりお慶びを申し上げます。今後は社会人の一員として、また、国家・国民を守る陸上自衛隊の隊員として、志をしっかりと持ち、より一層の責任感を保持して国民の負託に応えることができるよう精進して下さい」と式辞が述べられ、これに対し新成人を代表し、東北方面特科隊の岩元空礼3陸曹が、「ここまで大切に育ててくれた両親、私たちに親身に教えてくれた先輩、上司。切磋琢磨し合った同期。色んな人達に支えられてきました。今日から新ためて新社会人として、また、良き自衛官、先輩となる為に日々精進することを誓います」と答辞を述べた。その後、隊員食堂において、東北方面音楽隊の生演奏のBGMが流れる中、和やかな雰囲気で祝賀会食が行われ、事前に各新成人隊員が、抱負・目標を入れた世界に一つだけの杯で乾杯をした。新成人を代表し、東北方面衛生隊の小向彩香士長が、「盛大な成人行事を開催していただき新成人としての責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いです。これからは、大人としての自覚を持ち、責任ある社会人として歩んでいくことをここに誓います」と謝辞を述べた。
 新成人隊員の希望に満ち溢れた、堂々とした姿が印象的な成人式となった。
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玖珠
 玖珠駐屯地(司令・前田健一郎1陸佐)は、令和2年1月15日、玖珠駐屯地成人行事を実施した。
 前田司令は式典において、新成人に対し、「『感謝』という言葉を心に留め、若さをもって地域、社会の活性化に貢献してもらいたい」と式辞を述べ、玖珠町自衛隊協力会の宿利政和会長(玖珠町長)、九重町自衛隊協力会の日野康志会長(九重町長)から、それぞれ祝辞が贈られた。また、新成人を代表して、高木凱斗3陸曹が「一社会人、また、自衛官として日々精進し、皆様のご期待に添えるよう尽力いたします」と謝辞を述べた。
 恒例行事である新成人と戦車の綱引きにおいては新成人だけでは10式戦車を動かす事は出来ず、先輩や地域住民の協力を得て、4回目の挑戦で遂に戦車を動かす事に成功した。新成人は団結力の大切さを身を持って体験し、来賓、先輩隊員の歓声を受け、これから始まる社会人としての一歩を大きく踏み出した。
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岩手
 岩手駐屯地(第9特科連隊長兼駐屯地司令・横田紀子1陸佐)は1月15日、成人を迎えた83名の隊員を祝うため、駐屯地成人行事を実施した。
 成人行事は、司令をはじめ、駐屯地各部隊長等が見守り祝うなか、祝賀会食と社会貢献活動の一環として献血を実施した。また、祝賀会食の場において、5名の隊員がそれぞれの想いをのせた決意表明を述べるとともに、「社会の一員として責任と自覚をもって行動していく」と新成人としての決意を新たにした。
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神町
 第20普通科連隊(連隊長・梶恒一郎1陸佐)は、1月15日、神町駐屯地において実施された「令和元年度神町駐屯地成人行事」に参加した。
 本行事は、各中隊から今年度成人を迎える隊員が参加し、祝賀式、祝賀会食、綱取り大会が行われ、新成人を祝した。
 祝賀式においては、神町駐屯地司令や来賓者からお祝いの言葉や昨年の成人者より激励の言葉が贈られ、成人としての気持ちを新たにした。
 祝賀式終了後、隊員食堂で行われた祝賀会食では、成人者を代表して本部管理中隊の渡部拓斗陸士長が抱負を述べた。
 綱取り行事は、会食終了後に実施され、参加した隊員は、新成人らしく溌剌とした表情で綱を取り合った。
 当日は、報道各社が取材に訪れ、取材を受けた重迫撃砲中隊の菅倫太郎陸士長は「新成人として、1日1日を大切にして、日々の訓練に励んでいきたい」と抱負を語った。
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小郡
 小郡駐屯地(司令・白川訓通陸将補)は、令和2年1月8日、小郡駐屯地体育館において成人式を実施した。
 今年成人を迎えた隊員達が、来賓、家族及び駐屯地所属隊員達に見守られながら式典へ臨み、厳粛な雰囲気のなか行事が執り行われた。
 白川駐屯地司令は、「自身に関わる全ての人を戦友として、一人一人が持ち場において戦友のために職務を遂行することが部隊の精強化と自衛官としての成長につながる」と述べ、新成人を激励した。
 新成人者挨拶では、代表者の第103施設器材隊の山口陸士長が「自衛官として、一社会人として地域に貢献できるよう、ここにいる仲間と切磋琢磨していきます」と述べ、日本の未来を担う隊員として、これからの成長を誓った。
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多賀城
 多賀城駐屯地(司令・大場智覚1陸佐)は、1月10日、駐屯地隊員食堂において、「駐屯地成人祝賀会食行事」を実施した。
 本行事では、多賀城市長をはじめ多数の来賓の臨席のもと、駐屯地司令式辞、来賓代表の祝辞に引き続き駐屯地各部隊長等を交え会食を行い、駐屯地の新成人59名を祝った。
 式辞、祝辞の際の新成人は、引き締まった表情であったが、会食が始まると来賓及び所属部隊長等と笑顔で会話する場面が多数見受けられ、終始和やかな雰囲気で行われた。
 会食後には、新成人を代表して第22即応機動連隊本部管理中隊の鈴木陸士長と、第301普通科直接支援中隊の武田3陸曹の2人が「今まで育ててくれた両親、上司に感謝するとともに、大人として責任を負う事に対し、これからは自衛官として、また、社会人として自覚を持って頑張っていきたい」と力強く誓いの言葉を述べるとともに、新成人それぞれが決意を新たにした。
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都城
 都城駐屯地(司令・中尾圭1陸佐)は令和2年1月15日に成人行事を行い61名が大人の仲間入りをした。
 行進曲の響き渡る中、新成人者は正門から本部隊舎まで軽快に行進し威容を感じさせた。
 「成人の叫び」を題目にそれぞれの思いを、見守る隊員のなか、「責任と自覚をもって行動します」「彼女をつくります」など大きな声で叫び、隊員から称賛の声や笑い声が飛び交っていた。
 引き続き、駐屯地隊員食堂では各部隊長と会話を弾ませながら食事し、第4中隊・前田陸士長が成人者を代表して力強く答辞を述べた。
 郷土館前においては、桜の木を植樹し、自らの成長を念じ大地に根付くよう心を込めて土を入れた。
 成人を迎えた第319基地通信中隊都城派遣隊の石崎士長は、「大人としての意識を高め、自覚ある行動ができるよう努めます。また目標を達成するため今やるべきことを真剣に取り組み、陸曹候補生を目指します」と語った。
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宇治

 宇治駐屯地(司令・秋葉瑞穂陸将補)は、令和2年1月7日、成人行事を実施した。
 新成人は、駐屯地朝礼で紹介され、各々抱負を述べた。
 引き続き「黄檗山萬福寺」に於いて心身を鍛錬するため、集中力と無心を求める座禅を体験した。
 新成人は、自ら進んで警策をいただき、十分に座禅を堪能した。
 その後、駐屯地に戻り記念植樹、駐屯地司令始め睦友会(宇治駐屯地協力会)、関友会(関西処OB会)両会長との記念会食を行い、一連の成人行事を終えた。
 新成人にとって一生記念に残る、良き記念日となった。


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