第10特科連隊(中村雄久1陸佐=豊川)第1大隊は、令和元年8月11日から8月25日までの間、東富士演習場(静岡県)において実施された「令和元年度富士総合火力演習」に参加した。
集成第1中隊(中隊長・鈴木1陸尉)を編成した第1大隊(5門)は、特科教導隊(富士)とともに、猛暑の中で鋭意練成を重ね、本番に向け練度を向上させた。
18日、予行演習の場を活用して、第1大隊は、射撃陣地に隊員家族を招いて家族広報を実施した。また20日、新隊員教育隊は、新隊員とその家族を招いて実射の研修を行った。その際、新隊員は初めて間近でFH70の射撃を見て、より一層訓練に邁進する気持ちを固めた。
25日、曵火射撃による至難の業といわれる富士山型に曵火させる同時弾着射撃などを披露し、訪れた約2万4000人の来場者を沸かせた。 |