防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   970号 (2018年1月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部


高等工科学校受験希望者説明会
<新潟>
 新潟地本(本部長・小薗井明裕1陸佐)は、12月2日に陸上自衛隊高等工科学校で行われた高等工科学校受験希望者説明会に受験希望者等32名を引率した。
 説明会は午前10時からはじまり学生生活全般説明のほか、試験説明、施設見学、体験喫食などのプログラムで行われた。参加した中学生達は、学生生活全般説明や試験説明においてスクリーンやパンフレットを真剣な面持ちで見ながら説明を聞いていた。また、授業風景や生活隊舎等の見学を通じ、充実した学生生活や生活環境に驚いている様子であった。
 参加者からは「先輩たちがとても格好良く、教室等も広く綺麗で感動しました」また、保護者からも「パンフレットでしか見たことがなかったが、実際に学校に来て施設や生活環境を見学できて少し安心しました」と言う声が聞こえた。
 新潟地本では、今後もこのような機会を活用し、受験希望者らの不安の払拭に努め、受験意欲の向上を図っていくとしている。

ラーメンショーで広報活動
<東京>
 東京地本(本部長・楠見晋一陸将補)は、11月3日から11月5日までの間、駒沢オリンピック公園において開催された「東京ラーメンショー2017」に広報ブースを開設した。
 「東京ラーメンショー」は、一般社団法人日本ラーメン協会及び東京ラーメンショー2017実行委員会が主催する日本最大級のラーメンイベントで10月26日から11日間にわたり実施された。東京地本が参加した3日間は連休ということもあり約18万人ものラーメンファンが来場した。
 また、公園に隣接する体育館や球技場では、関東学生ラクロスリーグの試合等様々な大会が実施されており、ラーメンファンのほか多くの学生が広報ブースに訪れた。
 広報ブースでは、制服等の試着や災害派遣活動・自衛隊装備品のパネル展示を行うとともに、第1普通科連隊(練馬)の重迫撃砲中隊及び本部管理中隊の支援を受けて、軽装甲機動車、高機動車、オートバイ、防弾チョッキ及び鉄帽の展示を実施し、来場者から多くの関心が寄せられていた。特に、防弾チョッキと鉄帽の試着は列が出来るほど大人気で、その重さに驚きながらも、展示装備品の前で記念撮影をして盛り上がる若者が多数みられた。また、試乗可能な高機動車も親子連れに大人気で、積極的に運転席や後部座席に試乗し、記念撮影を楽しんでいた。
 最終日の5日は、予備自衛官・即応予備自衛官ポスターのモデルを務めた「碧さやか」さんが応援に駆けつけ自衛隊PRに華を添えた。また、第1音楽隊(練馬)による野外コンサートでは、「ワシントンポスト」を皮切りに幅広い年齢層にマッチした計5曲の演奏が行われ、来場者を魅了するとともに大きな拍手のアンコールに応えイベント全体をさらに盛り上げた。
 4日には本部長も現地を視察し、支援部隊の隊員及び地本職員を激励するとともに、本部長自らトウチ君とともに広報ブース付近を回り、自衛隊・東京地本を積極的にPRした。
 来場者からは、「ラーメンより自衛隊が一番楽しい」、「初めて自衛隊の車両を直接見ることができ、興奮しました」、「いつもお疲れさまです。これからも頑張って下さい」等、多数の激励の言葉を頂いた。
 東京地本は、より多くの国民に防衛省・自衛隊に対する理解を深めてもらえるよう、今後も様々なイベントを活用し、広報活動を展開していくとしている。

入間基地航空祭で自衛隊をPR
<埼玉>
 埼玉地本(本部長・長谷川晃久1空佐)は、11月3日、航空自衛隊入間基地で開催された入間基地航空祭において募集広報ブースを開設し、多くの来場者に自衛隊の活動をPRした。
 雲一つない秋晴れの下行われた航空祭には、ブルーインパルスをはじめとした飛行展示や、様々な催し物目当てに押し寄せた、約21万人の来場者で賑わった。
 埼玉地本のブースでは、予備自衛官等・募集ポスターモデルとの記念撮影や、グッズが当たるじゃんけん大会等のイベントを行ったほか、自衛隊の制服やブルーインパルスモデルのミニ航空服が試着できるコーナーも開設し、長蛇の列ができていた。
 また、広報官は、「採用について詳しく教えてほしい」「自衛隊のパンフレットがほしい」などの募集対象者からの要望等に丁寧に応じ、自衛隊の魅力をPRしていた。
 埼玉地本は、今後も効果的な広報イベントを実施し、積極的に募集基盤の強化につなげていく。

美保基地研修を支援
<鳥取>
 鳥取地本(本部長・松田靖史1陸佐)倉吉地域事務所(所長・荒木孝昌1陸尉)は12月4日、琴浦町自衛隊友の会会員等32名による航空自衛隊美保基地の研修を支援した。
 今回の研修は美保基地に配備されたC-2輸送機の見学と来年3月に美保基地を離れることとなるC-1輸送機の慰労を目的に計画した。
 基地に到着した参加者は遠くに見えるC-2輸送機やT-400練習機の離着陸訓練を見て研修への期待を大きくしていた。
 研修は基地資料館で美保基地設立の経緯や任務の紹介を受けたのち、格納庫でC-1及びC-2輸送機の見学、パイロットから機体の説明や任務や訓にまつわる体験談に興味深そうに聞きいっていた。
 参加者からは「これからも日本の空を守って欲しい」「日々の厳しい訓練があるからこそ今の自衛隊が存在する」という声が聴かれた。
 鳥取地本は今後も部隊研修を通じて、自衛隊への理解の更なる深化と募集基盤の育成を図っていく。

就職企業ガイダンスで魅力をPR
<静岡>

 静岡地本(本部長・定免克己1空佐)は、11月16日、専門学校静岡工科自動車大学校(静岡市)の校内で行われた「就職企業ガイダンス」に参加した。
 このガイダンスは、来年度卒業予定の学生を対象に2日間、午前と午後の計4部で行われ、防衛省・自衛隊をはじめ自動車関連企業など61団体が参加した。
 静岡地本はガイダンスを3回行い、将来自動車整備士を目指す19人の学生に対して、自衛隊の概要や自動車整備士など各職種の業務内容、採用試験の要領について説明を行った。
 説明の中で、自衛隊が保有している装備品などの予防整備や故障整備は隊員自ら実施しており、現在整備能力を高めている同校学生に対して「今勉強している知識や技能を活かして即戦力として活躍できるとともに、国に貢献できるのが自衛隊」と魅力をアピールした。
 説明を聞いた学生からは「陸上自衛隊の武器科についてもっと話を聞きたい」「自分が勉強している知識や技術が活かせることを知りとても有意義だった」などの前向きな感想が聞かれた。
 静岡地本は、今後もこのような機会を積極的に活用して、防衛省・自衛隊という仕事の魅力を多くの学生に伝え、優秀な人材を確保できるよう努めていく。


レディス駅伝を支援
<福井>
 福井地本(本部長・村上健悟1海佐)は、第14普通科連隊(金沢市)、第372施設中隊(鯖江市)及び福井県隊友会とともに、11月12日、福井市内で開催された「第33回FUKUIスーパーレディス駅伝競走大会」(主催‥福井陸上競技協会、福井テレビ(株))を支援した。
 本大会は、全国の実業団、大学、各県選抜やクラブチームが一同に走るという全国でも珍しい駅伝大会であったが、女性ランナー達が33回の歴史を刻んできたこのレースも今大会で幕を閉じることとなった。福井地本としても過去16年間支援を続けてきただけに感慨深い大会となった。33チームが参加した最後の大会では、すがすがしい秋晴れの中を6区間30kmのコースで熱戦が繰り広げられた。
 沿道では、多くの市民が熱心に応援する中、自衛隊車両5台がコースの先頭で安全を確保しつつ、隊員及び隊友会の総勢約100名が走路警戒を整斉と行い大会の円滑な進行に大きく寄与した。
 また、厳しい募集環境の中、自衛隊車両の側面には、「自衛官募集中」と表示し沿道の観衆に対し自衛官募集をPRし、積極的な募集広報にも努めた。
 大会の模様は、北陸3県では生中継、全国25局のテレビ局では、録画放映された。

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