第36普通科連隊(連隊長・鹿子島洋1陸佐=伊丹)は、12月9日、伊丹駐屯地で「第2回連隊炊事競技会」を実施した。
本競技会は、野外炊事技能の維持向上を図る目的で実施され、本年度2回目である。
競技要領は中隊対抗方式で、野外炊具1号を使用し災害派遣に従事する隊員に対して食事を提供する想定で行われた。各中隊が調理した食事の完成度はもちろんの事、競技開始から調理完了までの隊員の基礎的動作、安全管理及び衛生管理等も審査の対象になっている。
今回の献立は、白米、石狩鍋、白和え及びポテトサラダの4点であり、各中隊50食分作成した。
各中隊の炊事選手は、基礎的動作に着意しつつ火加減や味加減等に細心の注意をはらい、指定された時間までに黙々と調理を行っていった。また、盛り付けについても食を促すよう各中隊は創意工夫していた。
今回、味等に関する審査は、連隊長をはじめ副連隊長、36協賛会及び伊丹駐屯地業務隊栄養士の方々の協力を得て実施した。
競技会の結果は、7月に実施された第1回連隊炊事競技の結果と3月の車両競技会の結果を合わせ兵站優秀中隊として表彰される。 |