板妻駐屯地(司令・山之内竜二1陸佐)は1月10日、板妻駐屯地食堂において「平成28年度成人祝賀会食」を行った。
会食には御殿場市長、板妻自衛隊協力会会長(代理)、静岡県自衛隊父兄会会長及び板妻駐屯地OB会長をはじめ、板妻駐屯地各部隊長、中隊長、先任上級曹長並びに日頃、新成人隊員の指導にあたっている先輩隊員が参加し、新成人隊員56名の門出を祝福した。当初、司令より新成人隊員に対して祝福の言葉が贈られ、会食後、代表者3名が新成人としての抱負を述べた。
最後にOB会長の音頭による万歳三唱が行われ、霊峰富士が見下ろす中、和やかなうちに会食を終了した。
▽新成人隊員の抱負
成人式を迎え、大人への第一歩を踏み出しました。
私には、成人として2つの目標があります。1つ目は今までにお世話になった方々への恩返しです。まずは、お世話になった方々を訪ね、「お蔭様でここまで成長しました」という姿と感謝の気持ちを伝えたいと考えています。
2つ目は、社会の一員として、見本となる人間になることです。私はこの20年間、両親をはじめとし、学校の先生方等、多くの方々に支えられ生きてきました。その方々は私をいつも正しい方向へと導き、社会の一員としての見本となってくれました。二十歳になった今、これからは私が見本となり、社会の先頭に立ち、今まで私を導いてくれた方々のように、社会を先導する人間になりたいと思います。(第2中隊対戦車小隊・梅原誠) |