4月20日、仙台駐屯地で創設55周年記念行事「桜まつり」が行われ、約1万人の来場者が訪れる賑わいをみせた。「桜の見頃が過ぎるのでは」と心配されたが、ソメイヨシノや枝垂れ桜、山桜等約750本の桜が見事に咲き誇り、訪れた人々を魅了した。
駐屯地司令(高橋勝夫陸将補)は「東日本大震災において皆様方のご支援・ご協力により、隊員たちが任務を完遂することができたことに心より感謝するとともに、今後も起こり得る『死を覚悟して行かなければならないような場面』において、隊員とその家族をどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶の中で述べた。
イベント会場では満開の桜の下で、お花見をしながら昼食を楽しむ多くの家族連れが見られた。また曹友会主催による子供広場、方面特科隊による「すずめ太鼓」、駐屯地カラーガードクラブによる演技、ヘリコプター体験搭乗抽選会、業者による各種アトラクションなどが行われ、来場者を楽しませた。 |