平成24年度「優秀自衛隊地方協力本部表彰」が6月18日、防衛省で行われた。本表彰は、全国50コ地本の中からこの1年間で特に好成績を収めた地本を表彰するもので、小野寺五典防衛大臣が第1級賞状を静岡、京都、沖縄の3コ地本に、君塚栄治陸上幕僚長が第2級賞状を12コ地本に授与した。
第1級賞状を授与する大臣表彰は大臣室で江渡聡徳副大臣、左藤章大臣政務官、西正典事務次官、君塚栄治陸上幕僚長、河野克俊海上幕僚長、中島邦祐航空幕僚副長、三村亨人事教育局長が陪席して行われた。
小野寺大臣は「自衛官等募集業務において、募集基盤の拡充に努め良質の隊員を確保するとともに、退職予定隊員の就職援護や予備自衛官の管理についても格段の努力を傾注するなど業務全般にわたり優秀な成績を収めた。これは、地方協力本部長の統率のもとに全職員が一致団結して任務の遂行に努めた賜でありその功績は誠に顕著である」と授賞理由を述べ、3地本長に「ご苦労様でした」などのねぎらいの言葉をかけながら賞状と副賞の楯を授与した。
式典の後、小野寺大臣は陪席者とともに受賞した地本長と懇談し、地域の特性に応じた各地本の地道な努力に対し感謝の意を述べた。
大臣表彰に先立ち午前中には、第2級賞状を授与する陸幕長表彰が番匠幸一郎陸上幕僚副長、山崎幸二陸幕人事部長、村川豊海幕人事教育部長、柿原国治空幕人事計画課長、兒玉恭幸陸幕募集・援護課長が陪席する中、陸幕会議室で行われた。君塚陸幕長は賞状と副賞を授与した12地本長(1地本は代理出席)に対し「厳しさを増す環境の中、全部員が一丸となって成し遂げた成果及びそのための努力は受賞に値するものである。今回の受賞について部員はもとより関係協力団体等ともその喜びを分かちあってもらいたい」と述べた。 |