以前、某新聞に「奥さんが使う言葉は『さぁ…』、旦那さんが使う言葉は『まぁ…』が一番多い」という記事がありました。
「さぁ」と「まぁ」では1字違うだけで大きく意味も違ってきます。「さぁ」だと次に続くのは「行くぞ!」とか「やるぞ!」のように、積極的で前向きな言葉になります。「まぁ」だと次に続くのは「いいか」とか「仕方ない」のように、消極的で妥協したような言葉になります。
私たちの仕事や人生において、そのことを考えてみると、どうでしょうか。仕事をする上で「さぁ」という気持ちで取り組めば、積極的で前向きな仕事ができるのではないでしょうか。「まぁ」という気持ちでは、消極的で後ろ向きな仕事になってしまうのではないでしょうか。
どうせ同じ仕事をするならば「まぁ」ではなく「さぁ」の姿勢が大事だと思います。そうあることによって、仕事に対して「やりがい」や「生き甲斐」を感じられるようになるし、仕事から学ぶことも多くなり、結果として「自分は楽しい、周りからは評価される」というような「いい仕事」ができるようになるのではないかと思います。
人生においては、いつでも「さぁ」の姿勢ではいられない時があると思います。時には「まぁ」の場合もあるでしょう。ひょっとしたら「もう」のように、嫌になって投げ出したくなるような時もあると思います。でも、できる限り「さぁ」の姿勢で、明るく前向きに生きていきましょう。そうすれば人生はきっと楽しくなるはずです。 |