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高校生が基地見学 |
《山形》 |
空自活動内容等の理解深める |
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山形地本(本部長・津田智雄事務官)は7月27日、山形県内の高校生等を対象に航空自衛隊松島基地見学を行った。
この基地見学は、山形県内に所在しない航空自衛隊の部隊を学生に見学してもらい、航空自衛隊に対する認識を深めることを目的に松島基地の協力を得て例年7月下旬に行っている。今年は26人の学生が参加した。当日は、基地到着後、松島基地広報班による概要説明から始まり、午前中にブルーインパルスで使用されている航空機や、気象隊を見学した。参加者は、普段見ることができない航空機や装備を間近に見学し、目を輝かせながら隊員の説明に熱心に耳を傾けていた。隊員食堂での体験喫食後、売店での休憩の合間には、様々な航空自衛隊のオリジナルグッズに多くの参加者が興味を示し、大好評であった。午後には、救難隊と資料館を見学した。救難隊では航空自衛隊の救難活動の説明や、救難機等の操縦席の見学、救難装備の体験を通じ、航空自衛隊の救難活動に対する理解を深めた。資料館では、戦時中の遺品や特攻隊員の名簿等に多くの参加者が深い感銘を受けていた。 |
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東方総監が初度視察 |
主導的な任務達成を要望 |
《東京地本》 |
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東京地本(本部長・渡部悦和陸将補)は7月26日、泉一成東部方面総監の初度視察を受察した。
泉総監は定刻どおり市ヶ谷に到着し、本部長の出迎えを受け庁舎内へ入った。幹部挨拶の後、渡部本部長からの状況報告を受け、地本の現状、特に人員削減に対する取り組み状況、本部で継続的に続けられている体力練成に関心を示した。続いて行われた総監訓示では、東京地本は全国最大の地本であり、各業務の成果が東部方面隊のみならず防衛省全体に重大な影響を及ぼすとして、「俺がやらねば誰がやる」との強い責任感を堅持して、積極的・主導的・創造的に難局に挑戦し、任務を必成することを要望した。 |
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駐屯地祭で広報活動 |
《京都地本》 |
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京都地本(本部長・小森一生1陸佐)は8月2日、陸自桂駐屯地納涼夏祭で自衛隊コーナーを開設し、恒例の「ちびっこ制服写真コーナー」を実施した。
この「ちびっこ制服写真コーナー」は人気の企画で、陸海空3自衛隊の制服を着用し、記念撮影ができる。今年からは自衛隊のマスコットキャラクターである「ピクルス」の着ぐるみも加わり、積極的に子供たちに自衛隊のPRを図った(写真)。
実施当初から大勢の子供たちや家族連れが訪れ、「自衛隊にマスコットキャラクターがあるなんて知らなかった」「大きくなったら、ぜったいに自衛隊にはいる!」と、さかんにピクルスに握手を求めたり、一緒に写真を撮ったりしていた。また、この納涼夏祭では多くの夜店やイベントが実施され、多くの家族連れでにぎわった。 |
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副本部長がラジオ番組で大活躍 |
《岐阜地本》 |
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岐阜地本副本部長・鈴木治事務官は8月15日、AM岐阜ラジオ「月〜金ラヂオ2時6時」のトークコーナーに生出演し、中越沖地震における自衛隊の災害派遣活動についてPRした。
同局は岐阜、愛知、三重、滋賀の4県を中心に放送され、同番組は地元に密着した情報を提供することから、幅広い多くの市民に親しまれている人気番組である。
鈴木副本部長は、昨年8月から数え5度目の生出演、パーソナリティーの本地氏、吉田さんとの息もぴったり、話も弾み予定時間を大幅に超えて、自衛隊の災害派遣活動が、従来の機動力及び組織力を中心としたものから、それらに加え被災者のニーズに配慮したより肌理の細かい支援に、充実・拡大していることを具体的に説明した。
特に、自衛隊の自主派遣による初動対応の迅速化によって、一層の人命救助に繋がることを説明するとともに、仮設トイレの輸送・設置、携帯電話充電器の輸送、米国支援物資のエアコンの輸送・変圧した上での設置等、被災者の身になった活動、また高齢者等に対する水の運搬支援、母親入浴中の子供の預かり等、災害弱者と言われる方々に配慮した活動など、救出・救助のような従来の自衛隊のイメージとは異なる活動を分かりやすく説明した。
パーソナリティーからは、「自衛隊の活動が最近の災害派遣での経験を基に充実・拡大していることがわかり頼もしく感じられるようになった」「自衛隊がそこまでやってくれ、われわれも普段から自主防災に心がけねば」など、自衛隊の活動に対する認識を深めてもらうことができた。
岐阜地本では、防衛省・自衛隊の活動等について、今後ともあらゆる機会を捉え幅広く広報し、多くの方に少しでも身近に感じてもらえるよう努力していきたいとしている。 |
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3千人が体験航海に参加 |
《和歌山》 |
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和歌山地本(本部長・河本宏章1陸佐)は7月28、29の両日、和歌山港で艦艇広報を実施した。
27日午後、第4護衛隊群(司令・井上力海将補)の第8護衛隊護衛艦「うみぎり」及び第4護衛隊群直轄の護衛艦「ひえい」が入港した。
28日の歓迎セレモニーでは、和歌山市キャンペーンガールのアゼリア嬢3人から花束が贈呈された。井上司令は、「私たちの活動は洋上の任務であり、国民の皆様の目にはなかなか見えないと思いますが、この艦艇広報を機会に海上自衛隊を理解していただけると思います」と挨拶した。
初日には「うみぎり」によって午前・午後の2回にわたり体験航海が実施され、合計約1200人が乗艦、2日目は「ひえい」で同じく約1800人が乗艦し、それぞれ1時間半の和歌山沖クルージングを楽しんだ。体験航海時には、54口径5インチ単装速射砲の旋回訓練展示、「君が代」や起床ラッパの演奏及び手旗信号を披露し、市民を楽しませた。一般公開では、普段見ることのできない艦内や、対潜哨戒機SH―60Jなどを興味深く見学していた。また、岸壁では、陸自第37普通科連隊、第3偵察隊及び第304水際障害中隊の支援を受け迫撃砲、軽装甲機動車、偵察警戒車及び水際地雷敷設車等の車両展示を実施し、来場者の興味を集めた。また、子供たちにとっては、呉地方総監部移動募集広報班による海自宣伝及び和歌山地本オリジナルの子供用陸海空ミニ制服試着コーナーは、「大きくなったら自衛官になる」と格好よく決めたブースであった。 |
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臨時勤務者が業務をサポート! |
《宮崎地連》 |
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宮崎地本(本部長・宇都定史1空佐)は7月1日から臨時勤務者を各所に配置した。これは募集最盛期に伴い、募集業務を円滑にするためのもので、今年は9名が臨時勤務に就いた。その中の一人であるあべき2空曹は、空自航空保安管制群防府管制隊(防府北基地)の管制官で、7月1日から宮崎募集案内所に臨時勤務している。宮崎所での仕事は、自衛隊受験者に対する自衛隊の説明や志願表の受付、電話の応対などで、広報官の手の届かないところをサポートする。7月26日には母校の宮崎北高等学校で学校説明会があり、自衛隊へ入隊した理由や入隊しての感想等を述べ、「自衛隊に興味のある方は是非受験を」と後輩に自衛隊をPRした。あべき2曹は臨時勤務について、「高校生と接して、初心を思い出しました。また地元で勤務でき、毎日が楽しいです」と感想を述べた。宮崎所の広報官は「あべき2曹は何事にも積極果敢に勤務してくれ、学生もやる気を出してくれている」とあべき2曹の働きについて話している。
各地域事務所の臨時勤務者は、自衛官を募集する上で重要な役割を果たしている。宮崎地本では、部員一同が臨時勤務者に対し敬意を表すとともに、一緒になって自衛官募集に取り組んでいきたいとしている。 |
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地本のイメージキャラがデビュー |
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鳥取地本は、地本のイメージキャラクターとして「トピコ」を作成した。このキャラクターは、因幡の白兎をモチーフに図案化され、TOTTORI・PCOからとって、トピコ(TOPCO)と名付けられた。
鳥取地本では、今後はこのキャラクターをもとに鳥取地本の愛称を「トピコ」として普及させたいとしている。 |
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専門学校等で説明会 |
《群馬地本》 |
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群馬地本(本部長・田中誠一事務官)は7月9日から20日の間、群馬県出身女性自衛官の茂木理奈海士長(第205教育航空隊=下総)と川久保聡子空士長(航空システム通信隊=市ヶ谷)2名の募集業務支援を受け、主に学校関係者と募集対象者に対する広報活動を実施した。
2名の女性自衛官は、県内の各地域事務所が実施する学校やハローワークなどでの説明会に参加し、自らの体験談や職業としての自衛官の魅力、将来の展望などについて分かりやすく説明した(写真)。
18日は法科ビジネス専門学校で説明会を行い、公務員科を中心に多くの学生が説明を聞きに訪れた。説明を聞いた学生からは「普段訪ねてくる自衛官の方は男性なので、今回は貴重な話が聞けました」「説明を聞いてみて女性でも活躍できる場があると感じました」などの感想が聞かれた。
群馬地本では、今後も継続して積極的に学校等を訪問し、資料提供や受験者獲得に努めていきたいとしている。 |
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