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艦艇広報を支援 |
《富山地本》 |
来場者から温かい歓迎受ける |
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富山地本(本部長・青木紀男1陸佐)は8月2、3の両日、舞鶴地方隊所属護衛艦「あぶくま」及び掃海隊群所属掃海母艦「ぶんご」の寄港を得て、伏木港まつりの一環として行われた艦艇広報を支援した。
両艦の伏木富山港入港にあたり、地元住民や自衛隊協力団体関係者多数が横断幕や日の丸を振り盛大に出迎えた。入港歓迎式典では、地元の女子生徒で編成された伏木錬成館バトントワラーズ30人による華麗なバトントワリングで華が添えられ、主催者代表、高岡副市長による祝辞、記念品贈呈が行われた。ぶんご艦長は、「これほどの歓迎は初めてです。伏木の文化や市民の皆様との交流を図りたい」とお礼を述べた。また期間中、こばと幼稚園児50人による歓迎演奏や園児からの花束贈呈、心のこもった手製のメダルが隊員一人ひとりに手渡されるなど終始歓迎ムードに包まれた。艦艇広報は台風の影響を受け、3日午後以降の一般公開及び体験航海が中止となったが、県内外から多くの見学者が詰め掛け、両日の一般公開で延べ700人が来艦した。来艦者は、「富山港入港が初めてとなる掃海母艦を心待ちにしていました」「隊員の諸動作が楓爽とし、白の制服も爽やかで格好いい」などの感想を語った。
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募集コーナーでPR |
《青森地本》 |
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青森地本(本部長・石田隆久1空佐)は8月3日、青森市青い海公園内の大型ねぶた制作拠点である「ねぶたラッセランド」において自衛官募集コーナーを開設し、青森ねぶた祭り期間中の県内外の観光客らに対して募集に関する説明及びパンフレットなどの配布を実施した。
ねぶた参加を前にして募集コーナーに訪れた男子高校生達は、「自衛隊は訓練ばかりではなく、ねぶた祭りや災害派遣など、社会のために色々と活躍している。将来は自衛隊も進路の一つとして考えたい」と話した。また、ある家族からは「自衛隊ねぶたの迫力、訓練と並行して隊員だけでねぶたの制作からハネト、囃子演奏などをしていることに感心した」などの感想も聞かれた。 |
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企業説明会を開催 |
《福岡地本》 |
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福岡地本(本部長・時津憲彦1陸佐)は8月3、4の両日、福岡国際会議場(3日開催、参加隊員289名、参加企業146社)と九州国際大学(4日開催、参加隊員129名、参加企業51社)において、「平成19年度第1回任期制隊員合同企業説明会」を実施した。
福岡地本では退職予定隊員の急増及び隊員のニーズに応えられるよう参加企業数を増やすため、昨年より福岡、北九州の両会場で行っている。景気が回復傾向にある事や、「北部九州自動車生産150万台構想」による企業の人材確保のため、企業からは一人でも多く面談に来てもらいたいとの要望もあった。
引率者や隊員も2日間の面談で、希望に沿う企業を見つけるため緊張した態度で臨んだ。参加企業の担当者からは、「厳しい訓練に耐えている上に礼儀正しい」「各種免許を持っていて即戦力になる」など好印象の声が聞かれた反面、「積極的な質問が無い」「面談する会社の事を知らない」といった厳しい意見もあった。
また、隊員からは「民間企業の厳しさを感じた」「多くの企業の話を聞き、迷いが無くなった」など、再就職への考えを新たにしていた。 |
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