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   2007年6月1日号
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地元まつりで広報
《栃木》
音楽演奏など来場者を魅了
 栃木地本(本部長・二見弘幸1陸佐)は4月29日、「足利まつり」に自衛隊広報ブースを開設し、募集広報活動を実施した。
 広報ブース前には、第4施設群第303水際障害中隊(中隊長・田嶋亘1陸尉)の支援を受け、水際地雷敷設装置を展示。昨日まで何もなかった会場に、見たこともない大きな物体が出現したことに近隣住民は目を丸くして驚き、来場者も皆、「不思議な形だけど、タイヤがついているから車ですよね?」と首をかしげた。「車だけど、船なんですよ」との隊員の話に、来場者は興味津々。車の周りは、あっという間に黒山の人だかりとなり、子供達が運転席に上って「すごく高い!」とはしゃいだ。
 また、すぐ向かいの屋外ステージでは第12音楽隊(隊長・村上康広1陸尉)の街頭コンサートを開催(写真)。足利市出身の音楽隊員・八長士長の司会と、軽快な音楽で会場は盛り上がり、楽しいステージが繰り広げられた。
 この、広報活動は、来場者に充分なインパクトを与えたようで、「こんな珍しい車を見ることができるとは思っていませんでした。音楽隊の生演奏まで聞けて最高です」「自衛隊には本当に色々な物と、たくさんの仕事があるんですね」など多くの感想が寄せられ、県民が持つ自衛隊のイメージを形にし、強く印象づける良い機会となった。

山梨出身4姉妹が交通安全を訴える
《山梨地本》
 山梨地本(本部長・齋藤英明1陸佐)は5月5日、山梨県韮崎警察署主催の「春の交通安全運動出発式」を支援した。
 開始式では、山梨市出身の4姉妹で長女の野呂瀬博子2陸尉を「一日署長」に、また次女の野呂瀬順子3陸尉、三女の野呂瀬葉子陸曹長、四女の野呂瀬敬子防大生の3人が「一日警察官」にそれぞれ委嘱され、山梨県では初めて自衛官と防大生が制服で一日署長・一日警察官を務めた(写真)。
 式では4姉妹が交通安全宣言を行ったあと、交通安全マスコットのデザインを考えた県立高校美術部に対し、野呂瀬博子2尉が感謝状を贈呈した。また来場していた子供たちに、トラックの死角などについて学習会を行った。午後からは、通行するドライバーに対し、4姉妹が笑顔で「気をつけて運転をしてください」と声をかけるなど、「春の交通安全運動」の啓発を行った。
 このイベント支援活動に対し、山梨地本広報官は「自衛隊に対する好感度アップや警察との協力関係の強化など、広報効果は大きいものとなった。今後も警察と協力しつつ、県民の自衛隊に対する親近感の醸成やイメージアップにつなげていきたい」と語っている。

ヘリ体験搭乗を実施
《長野地本》
家族連れも多く、思い出に残る1日に
 長野地本(本部長・田上健吾1陸佐)は5月12日、松本駐屯地で陸自第12飛行隊のCH―47による体験搭乗を松本駐屯地広報班と合同で実施した。当日の天候は快晴で遠くに富士山が望める絶好の搭乗日和で、駐屯地には幅広い年齢層が集まり、特に近年の厳しい募集状況を踏まえ、募集対象者が数多く参加した。
 参加者は着陸の際の風圧、機体の大きさ、プロペラの駆動音など実際の迫力に圧倒された様子で、「連休中、地元の山火事で出動していたヘリコプター(5月5日、上田市山林火災出動)を間近に見て大きさに驚きました。こんなにすごいヘリコプターがいざという時に来てくれると思うと頼もしい」と話した。
 長野地本では、実際に見て触れる体験搭乗は自衛隊を理解していく上で重要であるとともに、募集対象者への応募意欲向上手段としての有効性を再認識した、としている。

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