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| 半年ぶり再会 |
| 《佐世保》 |
| 護衛艦「まきなみ」、インド洋派遣から無事帰国 |
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| 関係者多数の出迎えを受け、佐世保基地に着岸する「まきなみ」 |
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テロ対策特措法に基づきインド洋方面で協力支援活動等に従事していた護衛艦「まきなみ」(艦長・豊住太2佐)乗員187名が4月26日、約5カ月半ぶりに、陸上自衛隊第8師団音楽隊が演奏する中、佐世保に帰港した。
当日は午前11時から「まきなみ」乗員家族、自衛隊後援会、佐世保所在各部隊指揮官及び隊員等約500名が参列し、帰国行事が行われた。第2護衛隊司令(久野敬市1佐)が「皆様の親身なご支援と励ましにより、無事任務を完遂し、全員無事に帰国することができました。ありがとうございました」とお礼を述べ、これに対し、第2護衛隊群司令(山口透海将補)が「海上自衛隊によるインド洋における活動は、開始以来約5年6カ月を迎え、今般、本活動の半年間の更なる延長が正式に決定されたばかりである。諸官が従事してきた支援活動は、我が国の国益に直結するのみならず、国際社会の平和と安全に貢献する極めて重要な任務であり、国内外から極めて高い評価を得ている。諸官らは、今回の行動で自らが果たしてきた役割と成果に大いなる自信と誇りを持ち、精強な部隊の練成に向け、邁進していくことを強く希望する」と自衛艦隊司令官(香田洋二海将)の訓示を代読した。
乗員は、久々に対面する家族に「元気にしていたか」と声を掛けたり、3名の隊員が派遣活動中に生まれた我が子を初めて抱いていた。 |
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| 《話題の新刊》 |
| 人間の品格 |
| 『論語』に学ぶ人の道 |
| 日本論語研究会編 |
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論語読みの論語知らずとは良く言われるが、私はもともと読んだことは無い、ただ和訳されたものを断片的に読みかじっていただけだ。2年前から論語に親しもうと立ち上げた「日本論語研究会」という勉強会があり、主宰者の田村重信さんから出席を勧められていた。田村さんは自民党の政調会首席専門官が本職なので親しくお付き合いをさせてもらってはいるが今更ちょっと、という気持ちでいた。この会から「人間の品格『論語』に学ぶ人の道」という本が4月に出た、同会での講演の一部をまとめたものだ。講師は儒学会会長や大学教授、ビールメーカーの元社長さんたちで著名な人たちだが、みなさん少しも気取っていないので話が大変面白くて分かりやすい。論語の解説だけでは無くて講師の人生観や経営観が語られているから読みやすいのだ。そして今までわかっていたつもりで聞き流していたことの本当の意味を知り感動を覚える。温故知新とか不惑四十など、肩肘はらずに教えてくれる、遅ればせながらこれからの生きる指針にしたいと素直になる。国民全員がこの会に入ればいいと話される講師もいるが、次回の勉強会には私も必ず出席させていただくつもりだ。そんな気持ちにさせる1冊である。
(所谷尚武)
人間の品格「論語」に学ぶ人の道 日本論語研究会編 内外出版刊 1000円
「日本論語研究会」については、ブログ「たむたむの自民党VS民主党」へ |
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2007年6月1日号