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2007年5月1日号
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
I'LL HAVE HER EATING OUT OF MY HAND
彼女を自分のいいなりにしてやろう
アイル ハブ ハー イーティング アウト オブ マイ ハンド
 Hi! How are you doing? 皆さんお元気でしょうか。新しい職場でご活躍の方も多いと思います。このコーナーがタモリのトリビアの泉で取り上げられてから随分たちますが、今回の表現は「高飛車」で、番組のディレクターが好きそうな表現ですね(笑)。イラストと表現は、特に関係はありません。

さて、今回の表現は、“I'll have her eating out of my hand"「彼女を自分のいいなりにしてやろう。」です。“have 人 eating out of my hand"は「〜を自分の言いなりにする、思い通りに使う」という意味です。もともと野獣に餌付けをして手なずけることから来ています。手から餌を食べさせるという行為が手なずけることになります。Haveのかわりにfeed「フィード:餌をやる」を使うこともあります。実際ペットをしつけるときの表現として使えます。どうしてもしなくてはならない仕事、すこし無理をしてもやらなければならないことをやってもらうときに使うと説得力があります。

 新緑がうつくしく輝いています。春の草花も様々な色で目を楽しませてくれています。ゴールデンウィークはゆっくり過ごしてみるのもいいですね。自分の廻りには、普段気がつかない自然がちゃんと存在しています。自然に目に留めて心を洗い、明るく、笑顔で生活できればいいですね。それでは、See Ya!
〈スワタケル〉

スポーツよもやま話
根岸直樹
頑張れ!「職人」三浦知良
Jリーグ500試合出場目指す
 「この前、久々にカズさん(三浦知良)に会った。“45才までやろうぜ"とハッパをかけられた。オレの方が年下なんだから、負けるわけにはいきません。OKしときました」
 ジュビロ磐田のベテランFW“ゴン"こと中山雅史。1967年9月23日生まれだから、誕生がくると40才になる。一方の、ハッパをかけたという“キング"三浦知良(横浜C)は67年2月26日生まれ。ゴンより半年、先輩に当たる。
 現役J1選手で、35才以上が外人を含め現在16人いる。その頂点に立つ40才のふたりが、張り合って「45才まで頑張る」というのだから、ファンとしては応援せざるを得ないだろう。とりあえず「ことしの横浜C・磐田戦は“80才の共演"を楽しみに見せてもらおうぜ」ということになってくる。
 両選手とも「日本人離れした身体能力の持ち主」(横浜C・高木琢也監督)であることは間違いない。しかし、フィジカルコーチとしてカズと個人契約している喜熨斗勝史(きのしかつひと)氏は「それだけの努力を積み、精進を重ねてきた成果が、いまの三浦を支えている」と指摘する。自バラを切ってトレーニングルームを借り、食生活にも細心の注意を払い続けているのだ。
 つい最近、NHKの「哲人アスリート」という特集で、プロ野球の横浜・工藤公康(44)阪神・金本知憲(40)らベテランのトレーニング方法を分析していたが「それぞれ努力を積んであそこまでいっている」とカズは話していた。
 29才で引退してしまった中田英寿や、カズと2トップを組み、日本代表として暴れまくった城彰二の31才での引き際を「潔し」とひと言でいい切るには、やはり抵抗を感じざるを得ない。
 「ボクはやっぱり三浦さんや中山さんの生きザマに魅力を感じます。一番、尊敬する人?人間的にも、サッカー選手としても三浦さん。公私ともに大変、お世話になっています」と話すのは、鹿島アントラーズの主将でFW・柳沢敦(30)。「三浦先輩が“中田は芸術家。自分の作品に納得できなくなったら引退したが、オレは職人。一生、サッカーを続けていくしか能がない。ボールを追いかけている自分の姿しか頭に浮かんでこない"といっているのを雑誌で読んで共感しました」と。
 「45才の次ぎの目標? 50才かな。いや、もっと、もっとだ。サッカー選手の老齢化だって? 笑うヤツは笑え。オレはピッチで倒れるまでボールを追いかける」と話すカズ。通算300試合は4月14日の鹿島戦で達成した。Jリーグ記録は秋田豊(37)=現京都サンガ=が持っているが、カズがこのまま突っ走れば500試合も夢でなくなってくる。
 横浜Cの最下位定着を阻止し、J1残留を目指す三浦知良。年齢も、周囲の“雑音"も気にすることはない。まだまだ頑張って、日本サッカー界を引っ張ってもらいたい。「キング」はどこまでいっても「キング」なのだから…。

防衛ホーム 俳句コーナー
飛魚干して殉教の島語り継ぐ 亀田多珂子
絹莢の角とりて次何しよか 畠中 洋子
西行忌山の端に日のかかりそめ 今村 淑子
霜風や日清日露の墓石寂び 江田 雅子
幇間塚祭をよそに静もれる 佐藤 君子
消燈の喇叭に果つる端居かな 杉田 淹
移り香を残し夕べの牡丹散る 長谷川ハルエ
借景は青葉せし山太刀を打つ 渡辺 刀雲
とぎれつつ汽笛の哭ける雪しまく 大内 猛
祭笛自づと人を引き寄せて 齋藤 利恵
病葉の散らばりをりし扇塚 山崎 明子
神興舁吾を忘れし胴間声 小野 道子
あどけなさ残る少女の祭笛 生嶋千代女
はれやかに渡御の足並揃ひけり 内井紀代子
アカシアの風に馬車を駆りしかな 島田 基三
独り居の出窓に淋し吊し雛 神馬 文男
永き日の骨董市の掛時計 神谷 正紀
囀の降りこぼれをる虚子の句碑 塩見 惇子
下校児の見え隠れして麦の秋 清家 義輝
小満や福音愛を説き給ふ 渋谷乃里子
母の日に母の名前を呼んでみし 細野 清子
母の日や母の母まで加はりて 森 荘之助
襖絵の古りし名刹花の冷え 和田 一菜
海峡の渦の育てし桜鯛 栗原祐一郎
万緑の底を一筋道続く 室岡としゆき
  選 者 吟
ひらひらとハンカチの木の花盛り 保坂 伸秋
(「栃の芽」誌提供)

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