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   2007年5月1日号
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
自衛隊経験活かす
(株)ライフアンサージ 山形支店 高堰 裕樹
高堰氏は平成18年3月、20普連(神町)を3陸曹で退職。27歳
 私は、平成18年4月に(株)ライフアンサージに就職し、現在、山形支社で冠婚葬祭互助会の営業マンとして勤務しています。
 自衛隊生活は、入隊以来約8年間に亘りましたが、その間、厳しい訓練や演習などで培った技能や体力・気力は私にとって貴重な財産となっています。自衛隊でお世話になった方々に改めて感謝申し上げます。
 さて私は、祖母の死をきっかけに冠婚葬祭の仕事に興味を持つようになり、自衛隊退職後はそのような仕事が出来たらと思い、援護センターに就職援護を相談したところ、幸いにも福島県郡山市に本社のある(株)ライフアンサージへ就職先が決まりました。
 入社して1カ月後くらいに、東根市のファミリー斎場において、自衛官を対象にした見学会が行われる事になりました。見学会に先立ち、上司である企画開発室長から「見学会参加者へのプレゼントは何がいい?」と意見を求められた際、私は自衛隊生活の経験から即座に、「サバイバルセットが喜ばれると思う」と意見を述べたところ、「発想が面白い」ということになり、私の意見が採用されました。因みにサバイバルセットとは、緊急時に役立つナイフ、マッチ等がセットになっている物ですが、参加者からの評判が大変良かったことから、後日、上司から「お前のアイデアは素晴らしい!」と褒められました。
 私は、冠婚葬祭の営業マンとなって2年目の未熟者ですが、今後とも自衛隊で培った貴重な体験を生かし、「お客様との触れあい重視」「真心の通った対応」をモットーに頑張って行こうと思っています。

1500時間無事故達成
第211教育航空隊が第2級賞状を受賞
 第211教育航空隊(司令・堀博幸1佐=鹿屋)は、吉川榮治海上幕僚長から第2級賞状を授与された。これは、平成16年9月1日から平成19年1月31日までの間に、運用機1機当たり連続1500基準時間以上の航空無事故飛行を達成した功績によるもの。
 同隊は、国土交通大臣の指定する指定航空従事者養成施設として、また、海上自衛隊唯一の回転翼搭乗員養成部隊として、回転翼操縦士の教育及び回転翼航空士(センサーマン及びメディック)の教育を行っている。
 表彰期間中には、操縦士158名、航空士35名の課程学生を舞台に送り出すとともに、操縦士22名、航空士3名のSH-60J転換訓練員を実施した。
 また、OH-6D/DA、SH-60Jの2機種、最大20機を運用しての今回の偉業達成は、平成20年度導入予定のOH-6D/DA後継機(THX)を含めた多機種運用での課程教育、飛行安全の確保に弾みをつけるもので、司令以下隊員一同、更なる航空無事故飛行の継続と精強な搭乗員の育成にあたるべく、決意を新たにしている。

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