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自衛隊ニュース   1085号 (2022年10月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

自衛隊新卒予定者合同企業説明会 <徳島>
 徳島地方協力本部(本部長・細田直人1海佐)は、9月2日、徳島市内のホテルで自衛隊新卒予定者を対象とした「合同企業説明会」を実施した。
 今年度自衛隊を卒業する任期制隊員14名(内見学者5名)、県内の雇用協力企業15社及び一般財団法人自衛隊援護協会広島支部が一堂に会し開催された。参加隊員からは、「業務内容や今後準備すべきことが明確となり再就職先を決めるうえで参考になった」という意見が聞かれ、企業側からは、「話を聞く姿勢、礼儀作法が出来ており社会人として必要な資質を備えている」「好印象、ぜひ一緒に仕事をしたい」という意見が寄せられた。また、徳島県所在部隊長の関心も高く、会場視察を兼ね隊員を激励する一幕もあった。
 今年度は、徳島地本独自の取り組みとして、「募集と援護は両輪」をコンセプトに県内高校の進路指導教諭に見学を依頼、「一人一人に寄り添った再就職援助」について知る機会を与えることにより更なる募集協力を依頼した。
 徳島地本は、「本説明会の結果を踏まえ自衛隊新卒予定隊員が大満足で自衛隊を卒業できるように今後も、親身な就職の援助を心掛けていく」としている。

横須賀基地研修 港内クルーズで圧巻の軍港巡り <福島>
 福島地方協力本部(本部長・岡本良貴1陸佐)は、8月28日、横須賀地方総監部が実施する募集強化期間を活用し、海上自衛隊志願予定者等11名に対して、横須賀基地研修を実施した。
 当初、海上自衛隊の概要説明を受けた後、護衛艦「いかづち」に乗艦、艦艇装備品の説明を受けるとともに艦内の風呂や洗面所、食堂や居住区を見学し、艦内における生活・勤務環境を確認した。その後、横須賀港務隊所属の曳船に乗り港内クルーズを体験した。この日はあいにくの天気であったが、海から眺める横須賀基地の風景や、ずらりと並ぶ停泊中の艦艇に圧倒されつつも、軍港巡りに魅了され、夏の終わりの特別な時間を過ごすことができた。
 参加者からは、「実際に横須賀基地に来て、海上自衛隊で勤務するイメージが沸いた」などの他、「海水を真水に変えて、入浴や洗濯に使用するなど、水を大事にしていることがわかった」「乗員の入隊動機や休日の過ごし方も聞けて、親近感が沸いた」などの感想が聞かれ、海上自衛隊への魅力を体感してもらうことができた。
 福島地本は、今後も艦艇広報や基地研修で海上自衛隊の魅力を発信し、志願意欲の高揚を図るとともに、積極的に自衛隊のPRを行っていく。

「地域へ感謝を込めて」中学生から手作りのメッセージボード <愛知>
 愛知地方協力本部豊田地域事務所(所長・安藤幸治3陸尉)は、豊田市立猿投中学校より令和3年度1年生総合学習「地域へ感謝を込めて」として手作りのメッセージボードを頂いた。
 本学習は、地域のエッセンシャルワーカーに感謝の思いを伝える取り組みである。手書きの温かい激励メッセージが華やかな花飾りなどで彩られている。
 メッセージは以下のとおり。
 「コロナ禍で大変な中、私達のために働いてくださりありがとうございます。手紙をもらうと嬉しい気持ちになるので、手紙で感謝の気持ちを表し、周りにつけた花は見たら明るい気持ちになるよう、暖色系の色でそろえました。花一つ一つにありがとうの気持ちを込めて作品を完成させたので、この作品を見て、元気になってもらえると嬉しいです。コロナ禍で大変ですが、私達のために頑張ってくださり、本当にありがとうございます。猿投中学校1年3組一同」
 豊田地域事務所は、「地域の窓口として自衛隊に向けた激励メッセージを頂いた。この投稿を通じて全国の隊員にメッセージを伝え、励みにしていただきたい。今後も職場体験学習や防災講話などで自衛隊の活動について情報発信をしていく」としている。

県総合防災訓練に参加 災害時の連携を確認 <秋田>
 秋田地方協力本部(本部長・米山浩1空佐)は、8月28日、秋田市を会場として行われた「令和4年度第60回秋田県総合防災訓練」に参加し、災害時における関係各機関との連携及び相互の災害対処能力を確認した。
 訓練には、県知事を統監として、自衛隊や県警、消防など約40の関係機関と地域住民等が参加、秋田地本からは米山本部長他が参加し、8月28日午前8時、秋田県沖を震源とするM7・8の地震が発生、秋田市で震度6強を観測したという想定で、同市内に5カ所の訓練会場を設けて大規模に行われた。今夏、日本各地で起きた大雨による被害、特に、秋田県内においては過去に例を見ない記録的な大雨による甚大な被害の記憶も新しく、訓練参加者の表情は真剣そのもの。県内所在の陸上・航空自衛隊各部隊による迅速な被災者救助や患者搬送等に、県民の真剣な視線が向けられた。
 秋田地本は、地域における防衛省・自衛隊の窓口として、また、大規模災害時における自衛隊の果たす役割を広く県民に理解してもらうため、本訓練をはじめ、県内各市町村の防災訓練に今後も積極的に参加していく。

馴染みのない地域での自衛隊広報の重要性を再認識 <山形>
 山形地方協力本部米沢地域事務所(所長・島津敏彦1陸尉)は、9月11日、3年振りの開催となった「赤湯温泉ふるさとまつり」において広報展を行った。当日は秋晴れのなか、親子連れをはじめとする、多くの来場者で賑わった。
 本祭りの「はたらく車」展示において、米沢所の1/2tトラックを展示した他、ミニ制服の試着や広報グッズの配布等を行った。来場者の多くが興味津々の様子でブースを訪れ、特にミニ制服を着て自衛隊車両に乗り、和やかな雰囲気の中で記念写真を撮っていた家族連れが印象的であった。また、募集相談コーナーには、防衛大学校に興味を持つ学生が訪れたことから、概要説明を行うとともに自衛隊の活動、職種等について説明を行い、関係を築いた。
 米沢所が所在する置賜(おきたま)地方は東根市に所在する神町駐屯地から比較的距離があり、自衛隊に対する馴染みが少ない地域のため、各種イベントに参加して広報活動を行う重要性を再認識することができた。
 米沢所では「今後も積極的にイベントに参加して、地域の皆様に楽しみながら自衛隊に興味をもってもらえるように引き続き取り組んでいく」としている。

3年ぶり自衛隊演奏会で観客を魅了 <香川>
 香川地方協力本部(本部長・小田剛1陸佐)は、8月25日、香川県高松市レクザムホール(大ホール)において、香川県内の自衛隊協力4団体(香川県防衛協会、香川県隊友会、香川県自衛隊家族会、自衛隊香川地方協力本部睦友会)が主催する「第44回自衛隊音楽隊高松定期演奏会」を支援した。
 本演奏会は、県民の自衛隊に対する親近感の醸成を図ることを目的に毎年実施されていたが、新型コロナウイルスの流行により3年ぶりの開催となった。例年県内外から多数の申し込みがある人気の演奏会で、詰め掛けた1020人が迫力ある演奏に魅了されていた。
 演奏会は2部構成で、第1部では陸上自衛隊第14音楽隊が幅広い年齢層に馴染みのある歌謡曲や民謡等を披露し、第2部では航空自衛隊西部航空音楽隊による、アフリカン・シンフォニーやスターダスト等ポップな楽曲が演奏された。第2部終了後、会場内からはアンコールの拍手が起こり、ロコ・モーションをさらに演奏し、会場は大盛況の内に幕を閉じた。
 来場者からは「素晴らしい演奏を聴かせていただきありがとうございました。隊員の皆様の規律正しい姿がかっこよかったです。いつも自衛隊のイベントに参加するのが楽しみです」「自衛隊に入ってみたいと思いました」などの感想があり、自衛隊をPRする貴重な場となった。

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