防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年4月15日号
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寄せ書き
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長島曹長の定年退官に思うこと
第7普通科連隊(福知山) 3陸曹 津田卓哉
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 1月16日に第7普通科連隊第1中隊に所属されていた長島曹長の定年退官式が行われました。退官式後に行われた見送りの際、私と同じ第5中隊に所属する長島3曹が花束を贈呈しました。長島3曹は退官された曹長の長男であり、その際に長島3曹の口から一言「親父、後は任せろ」という言葉があり、私は非常に感動しました。
 2世隊員自体は特別珍しいことではないのですが、あの時の長島3曹の言葉には、自衛官として、親子として、陸曹同士として、先輩・後輩としての様々な想いが込められており、短いながらも非常に内容の深い言葉であったと私は思います。
「後は任せろ」という言葉。自衛官として、陸曹として今まで国家に尽くし自衛隊を創り上げてきた長島曹長、そしてこれからの自衛隊を担い創り上げていく長島3曹。親子として長島家の血と名を受け継ぎ、長島家を受け継ぐ長島3曹。後輩の陸曹として、息子として自分自身にしっかりとした自信と目標を持ち、新しい世代を担い歩む覚悟を決めた真の「男」の言葉であると私は感じました。
 これから益々発展し、任務も多様化していく陸上自衛隊。私も長島3曹同様、初級指揮官である3等陸曹としてこの自衛隊を担い創り上げていき、これからも国民の安全と国家の平和のために尽力していきたいと思います。そして自分が定年退官する日、長島3曹のような息子に見送られるような家庭を作りたいと思います。

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名古屋のお母さん
第35普通科連隊(守山) 3陸佐 大 喜隆
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 平成21年2月5日、ちょっと早めのバレンタインがやって来た。
 名古屋のお母さんは、いつも突然やって来る。
 今日も突然の来隊、手にはチョコレート等いっぱいのお菓子が入った大きな袋を2つも持ってやって来た。 「大西さん、いつもいつも突然来てごめんなさい」と言いながら、大きな袋を2つ手渡してくれる。
「一つは大西さんの家族、一つは駅伝をやってる皆さんに」と、すまなさそうに渡してくれる。
「ありがとうございます」「感謝してます」でも、本当の母のように、一言、言ってしまう。
「お母さん、連絡してから来てよ。おらへんかも解らんのやから…」今いるんだから、言わなくてもいいのに言ってしまう。
 7年前、香川県の善通寺で勤務している時も突然やって来た。警衛所から電話「伊藤さんと言う方が面会です」誰か思い当たらない。「60代の女性です」まだ思い浮かばない。警衛所に行ってみると、面会所に大きなダンボールを2つ簡易台車に乗せた女性、伊藤いくこさんだった。
 名古屋から電車で、バレンタインのお菓子を持って善通寺へ来てくれました。本当にビックリしました。
 2度目はお母さん達4人と、私が地方協力本部の所長時代の広報官2名で善通寺へ。その時は、1泊2日で事前に連絡をくれ、1日目に官舎来訪後、讃岐うどんの名店巡り。宿泊は善通寺の御門に隣接する旅館、夜は居酒屋「平八」のホールを貸し切り大宴会、翌日は四国霊場めぐりと本当の家族のような2日間でした。
 お母さん、いつも本当にありがとうございます。感謝しています。でも、一言多いのは直りません。今後もよろしくお願いします。
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通訳支援を経験して
中部方面後方支援隊(桂) 3陸曹 橋詰国明
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 私は2月16日から19日までの間、桂駐屯地で実施された米海兵隊第3海兵兵站第35戦闘兵站連隊(沖縄)の隊員6名の隊付研修支援に、通訳要員として参加しました。
 ちょうど1年前、第35期陸曹基礎英語課程(大津)での教育を終えてから、初めての“実戦"となるわけでしたが、正直なところ不安な面もありました。当初、自分に通訳支援の話が来たとき、「自分の英語が果たしてうまく米兵相手に通じるだろうか」とも考えたのですが、「こんな機会を与えられること自体ありがたいことだし、今回の経験を糧にもっと自分の英語能力を向上させることもできる」と前向きに思い直して今回の研修に臨みました。
 伊丹空港への出迎えから各種訓練・業務の見学、駐屯地案内、そして京都市内の史跡研修まで、私は研修の主要な行事全てにおいて米兵と共に行動し、彼らの意思がうまく相手に伝わるよう全力を尽くしました。
 米兵の方も、6名中4名が自分と同年代の兵長だったこともあって、話すうちに打ち解け、また残りの2名の1等軍曹も、自分に好意的に接してくれました。そのおかげで、研修全期間を通して彼らと英語で積極的に会話することができ、その中で私は自らの英語の翻訳・発音に関して多くの成果・教訓を得ることができました。
 今回の研修の成果を一つの“自信"として、これからはもっと上の英語教育に行けるように、自らの英語能力を維持・向上させていきたいと思います。
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長女誕生
2陸曹 瀬川泰喜(八戸)
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 3月11日午後7時18分、産声とともに長女が誕生しました。予定日よりも12日も早く、周りの子供よりも一回り小さい2514gでした。39歳にして父親デビューです。
 妻と話し合い、温かい気持ちを持った女の子に、という意味を込めて「陽子」と決めました。
 子供にはまず何を教えていこうか? ひとつだけ決めていることは、「我慢」をするということ。世代的に私たちも物があふれた時代に生まれ、「我慢」が足りないと言われています。
 「我慢というのは最高に大事なテーマ」として子育てを楽しみながら、妻と協力して一つ一つ乗り越えていこうと思います。

家族らがヘリ体験
《小倉駐屯地》
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 小倉駐屯地(司令・青木泰憲1陸佐)は3月8日、小倉駐屯地でヘリ体験搭乗を行った。
 体験搭乗は、隊員家族及び協力諸団体34名が参加し、搭乗者の多くが生活している八幡東区、門司区の上空を飛行、約15分間の空の旅を満喫した。
 また、降着後はヘリコプターをバックに記念撮影したり、LAVの体験搭乗を楽しむなど、とても満足した様子だった。

空中機動指導官養成訓練を実施
《48普連》
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 第48普通科連隊(連隊長・飯盛謙一1陸佐)は2月2日から3月2日までの間、相馬原駐屯地及び同演習場において平成20年度空中機動指導官養成訓練を担任・実施した。
 この訓練には旅団管内の空中機動指導官要員36名が参加し、約1ヶ月にわたり搭載(搭乗)卸下、特殊卸下・搭乗・空中機動及び誘導に関する指導能力の向上を図った。3月2日の修了式では、36名が念願の空中機動指導官徽章を旅団長から授与された。今後、各部隊における指導者として空中機動に関する技術等を指導することになる。


海自30期生生徒同期会開く
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 海上自衛隊第30期生徒では同期会名を「懐遠」と称して、昭和59年3月入隊から5年毎に全国規模の同期会を開催している。今年度は入隊後25周年という大きな節目にあたり、昨年12月27、28の両日に同期会を挙行した。
 1日目は呉市内のホテルで1期生の野島氏(当時生徒隊幹事)をはじめとする恩師を招き、家族を含めた56名の参加で盛大に行われた。2日目は第二の故郷である江田島に渡り、在校中何度となく走って登った古鷹山へ、家族と共に楽しく登山。頂上ではロゴマークの入った揃いのTシャツを着て、最高の笑顔で記念写真を撮っていた。
 海上自衛隊生徒制度は募集停止となり数年後には廃止となることが決定しているが、生徒30期の名は永遠に残ることを同期の間で再認識し、それぞれの職場での活躍と、身体の曲がり角でもあることから、健康にも十分に気をつけようと誓い合い、盛大に幕を閉じた。

「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
(株)北澤電機製作所 品川篤太郎
品川氏は平成18年7月、海上自衛隊東京業務隊付を3海佐で定年退職。56歳
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 私は、平成18年7月13日に33年3ヶ月勤めた海上自衛隊を定年退職し、現在は株式会社北澤電機製作所において勤務しております。自衛官としては、契約本部契約管理第3課調整促進係長(現装備施設本部艦船課)が最後の配置で、技術幹部として主に艦船造修業務や艦船建造に関わる検査業務に携わってきました。
 入社後2年半になりますが、入社時から技術部に所属し、技術部長付として自衛官時代の造修業務や検査官経験を生かし、日々各種の企画や技術書を参考にパソコンで、設計補助的な作業や資料作成、整理並びに簡単なCAD図面修正などいろいろとご指導を受けながら楽しく勤務しております。入社早々の実務で、海自OBが手掛けられた潜水艦主蓄電池自動計測装置の防衛調達基盤整備協会賞受賞申請作業を行い、見事受賞の栄に賜ったことは装置が認められた故でありますが、申請内容が良かったかと独りよがりしたものであります。
 北澤電機は旧海軍の管理工場でありましたが、戦後は民需及び船舶・艦艇関係の分電盤、各種制御盤、スイッチ箱等の電気機器やロータリスイッチ、端子盤、照光式押しボタンスイッチ、表示灯、EMIグランド等々の部品を設計・製造しております。工場は本社長野工場約150名(主に民需)、東京工場約35名(主に艦艇機器関係)で、私は東京工場に勤務しております。製造工場らしくその道のベテランが多数居られる中での勤務ですが、企業内の業務処理等何も知らない私に丁寧に指導してくださいます。
 また、良い製品を運用者にという気持ちを持って常に前向きな気持ちで皆さん勤務されております。そのような雰囲気の中、私は少しでも諸先輩方に聞くことが少なくなるよう日々努力しているつもりです。
 再就職には即戦力としての素養があるほうが望ましいと思っておりますし、入社後の目標を持ち具体化できるようさらに努力していくことは当然のことと思います。
 これから再就職を考えておられる方々は、現役中の勤務は何かと忙しいですが、できるだけ早期に再就職のことを考え、援護室や時々の講習会等を利用し自分の再就職進路を検討し、必要があれば資格取得なども効果的と思われます。


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