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   2004年9月15日号
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「尊敬される自衛隊へ」
創設50周年を祝う
防衛庁・自衛隊が50周年を迎え、記念行事が9月8日に庁内で開催された。記念式典の訓示で小泉純一郎首相は、「新たな安全保障環境に対応する柔軟な態勢を構築」し、国際社会の一員として「平和の確立に積極的に貢献することが求められる」と述べ、現在が安全保障政策を大きく見直すべき時期であると強調した(=写真)。石破防衛庁長官は「法制・運用・装備が最善かどうか検証」し、「脅威の相手に日本の防衛力を認識させる必要」を説いた。その上で「いかにすれば戦争を回避できるか」という自衛隊の本分が発揮されると述べ、テロへの対処や国際貢献など、機動的な運用に向けて防衛のあり方を検討する考えを示した。式典には、歴代の防衛庁長官も出席。来賓を代表し中曽根元首相が歴史を回顧し「愛される自衛隊から、尊敬される自衛隊へ」と激励した。午後には高級幹部会同、夕方からは祝賀レセプションも開催され、目前に新たなビジョンを実感する節目の一日となった。

防衛庁 自衛隊 高級幹部等名簿 1〜13面
(9月15日号紙面をご覧ください)
『防災の日』関連記事は14面に掲載

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