防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2004年7月1日号
1面 2面 3面 5面 6面 7面 9面 11面 12面

イラク復興支援隊 2次要員出国へ
東北方面隊主力に90名
イラクのサマワで地元住民との調整や広報活動にあたるイラク復興業務支援隊の交代要員として近く派遣される第2次要員(隊長・田浦正人1佐以下約90名東北方主力)の出国行事が6月25日、防衛庁で行われた。A棟講堂において・田浦隊長が出国を報告。先崎一陸幕長は訓辞で「イラクの新しい国づくりが活発化される中で多国籍軍と連絡調整し淡々と業務を進め新たな基盤をつくるよう」述べた。引き続き、儀儀仗広場で行われた見送りでは石破茂防衛庁長官をはじめ高級幹部、防衛庁職員、家族ら多数が参列する中、派遣部隊が行進(写真)、田浦隊長が挨拶し、盛大な拍手とともに防衛庁を後にした。また、事前に開かれた家族との昼食会で先崎陸幕長は派遣隊員一人ひとりと固い握手を交わし激励した。

地連の果たすべき役割など討議
自衛隊地方連絡部長会議
全国50個地連部長ら関係者を前に、長官訓辞を代読する浜田副長官
優秀18個地連を表彰
 平成16年度「自衛隊地方連絡部長会議」が6月14、15の両日、防衛庁A棟講堂などで行われた。会議には浜田靖一副長官、嘉数知賢政務官、守屋武昌事務次官、石川亨統幕議長、陸海空各幕僚長をはじめ防衛庁・自衛隊の高級幹部、50個地連部長、各部隊・機関の関係者多数が出席した。
 14日午後、会議が始まり、冒頭、東京地連部長の用田和仁陸将補が参加者を代表して、先崎一(はじめ)陸幕長に対し申告した。
 次いで、第2級表彰が行われ、先崎陸幕長が札幌、帯広、茨城、埼玉、石川、岐阜、兵庫、和歌山、島根、岡山、山口、高知、佐賀、熊本、宮崎の15個地連部長に賞状を授与した。引き続き、第1級表彰が行われ、石破茂長官にかわって浜田副長官から青森、新潟、京都の3個地連部長に賞状が授与されたあと、浜田副長官が長官訓辞を代読、国民と自衛隊の最も身近な接点として人材の確保や防衛基盤の育成に尽力している地連隊員の労をねぎらいながら「イラクにおける自衛隊の努力を国民、とりわけ将来我が国の防衛力を担う有為な若者に伝えて頂きたい。彼ら第一線の自衛官を支えるのは諸官である。その思いを忘れずに努力するよう」要望した。
 また、先崎陸幕長は訓示の中で、防衛庁・自衛隊と国民とを繋ぐ窓口として昨年度も各々の業務で所期の目標を達成した全地連職員の労をねぎらいながら「募集、就職援護、予備自衛官等の業務を通じて直接部外と接する地方連絡部は、防衛庁・自衛隊の人事施策における第一線の要として自衛隊の存立の基盤を確立するとともに新たな脅威や多様な事態への適切な対応を容易ならしめるため、部外とのより緊密な関係を維持・構築して国民の期待と信頼を獲得するための礎となるよう」要望した。
 引き続き、各担当者が「家族支援」「陸・海・空自の人事」「募集」「就職援護」「予備自衛官等業務」「防衛庁」「防大」の各施策を説明した。最後に、研究会が開かれ、「地域の特性に応じた募集のあり方」と「対部外関連業務において地連の果たすべき役割」をテーマに活発に意見交換し、2日間の地連部長会議を終了した。

優秀広報官等 35名を招待
先崎陸幕長が記念品授与
行事終了後、先崎陸幕長夫妻∠が招待者家族を温かく見送った
 優秀広報官等招待行事が6月15日夕、グランドヒル市ヶ谷で開かれ、先崎陸幕長が優秀広報官等35名に記念品を授与した。
 優秀広報官等は次のとおり(氏名、階級、所属地連の順)。
 〈広報官〉▽小園眞1陸曹(札幌)▽上野秀喜1陸曹(函館)▽福田歩1陸曹(青森)▽香高憲一2陸曹(宮城)▽高田弘己空曹長(福島)▽平乙博2空曹(茨城)▽早乙女吉男空曹長(栃木)▽関根裕之2海曹(埼玉)▽新見浩一陸曹長(東京)▽大森達志3陸曹(神奈川)▽松村篤陸曹長(長野)▽畑直行1海曹(石川)▽青木一真2陸曹(愛知)▽山口明陸曹長(滋賀)▽江口尚之2陸曹(大阪)▽河野守2空曹(大阪)▽宇坪真一陸曹長(広島)▽井野光宏1陸曹(徳島)▽小島毅陸曹長(高知)▽遠藤正治2陸曹(長崎)▽宇田須明海曹長(宮崎)▽牧原浩二准海尉(鹿児島)▽宮園克弘2陸曹(沖縄)
 〈就職援護業務〉▽古川勝彦陸曹長(札幌)▽大谷小八陸曹長(山形)▽齊藤勇二1陸曹(東京)▽渡邉久雄陸曹長(新潟)▽奥田堅策1陸曹(大阪)▽小野幹男1陸曹(岡山)▽宇佐美武志事務官(愛媛)▽田川康浩1陸曹(長崎)▽川島博文1陸曹(熊本)
 〈予備自業務〉▽小森美明1陸曹(旭川)▽竹内一博事務官(千葉)▽高鳥毛武陸曹長(石川)

2面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc