芦屋基地(司令・岩城公隆空将補)は、11月20日、令和2年度芦屋基地追悼式を執り行った。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、遺族及び来賓の臨席は叶わなかったが、芦屋基地所在部隊等の長及び隊員105名が参列し、殉職隊員の御霊を追悼した。
はじめに、儀じょう隊による敬礼、参列隊員の拝礼が行われ、殉職隊員名簿の奉読、黙とうが行われた。
追悼の辞では、「今日我々が任務に邁進できますのは、強い使命感を抱き、その職務を完遂せんと尽くされながら、志半ばに殉じられました32柱の御霊のご加護のお蔭であることを、決して忘れることはありません。また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本追悼式へのご参列が叶いませんでしたが、大切なご家族を亡くされたご遺族の皆様の悲しみを思うと悲痛の念に耐えません。
我々隊員一同は、一丸となって御霊が残された尊い教訓を胸に、国民の負託に応えられますようさらに努力していくことをお誓い申し上げます。(要旨)」と芦屋基地を代表して基地司令が述べた。
基地所在部隊等の長による献花が行われた後、儀じょう隊による弔銃斉射及び敬礼、参列隊員の拝礼が行われ、追悼式は終了した。
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