残暑お見舞い申し上げます。茹だるような猛暑は、過ぎ去った感はありますが、まだまだ残暑は厳しいものがあります。日中の最高気温が5度以上下がった地方もありますが、熱中症で緊急搬送される高齢者も多くいます。油断は禁物です。休日の朝の散歩は、秋の気配を感じる良い機会です。夏の疲労を少しづつ癒していけるといいですね。新しい生活様式を、手探りで見つけていき、自然とともに生活を楽しめるようにしたいものです。
さて、今回の表現は、"Build up better!"「より良い復興を!」です。この言葉は、7月9日に、バイデン氏が、大統領選挙に向け発表した正式な経済政策"Build Back Better"「より良い復興」と、2005年に、わが国が国連と連携して立ち上げた国際復興支援プラットフォーム(IRP)の目標にも使われています。
もともとが、災害からの復興をもとにした言葉ですが、バイデン氏は、トランプ大統領が壊してしまった米国を「復興させる」として大統領選を戦うことを表明したことになります。氏は、米国が直面している危機として、「新型コロナの大流行」、「経済」、「人種正義」の3つを挙げています。build upは、「体力、戦力、産業などの増強、増進」を意味していますので、取り立てて、復興を意味するものではありませんが、前述した政治的意図で日本のマスコミが「復興」と当てたのかもしれません。betterは、「より良い状態にすること」ですね。
米大統領選に向けて、社会の動きも活発になっていくと思います。来年に向けての動きも見えてくるかもしれません。変化する時代の中に、日々継続されていく生活があり、変えていかなければならない生活もあります。変化を選択するかどうかは、自分自身の考えです。チャレンジをするか、変化を押し付けられるかは、その人の考え方次第かもしれません。自然との調和、自然とのふれあい、そういったものがこれからの生活の基準になっていくと思います。楽しく、陽気に、ストレスの少ない生活を送りたいですね。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル> |