新潟地本(本部長・大倉正義1陸佐)は、7月9日、東部方面総監・小野塚貴之陸将の初度視察を受察した。
本部庁舎において、小野塚東方総監を大倉本部長が出迎え、幹部挨拶後、新潟地本の「令和元年度の部務成果」及び「令和2年度の部務運営状況」について報告した。その後、庁舎内を巡視、広報官との懇談を経て、新潟地本は、新型コロナウイルス禍の中でも「常在戦場」「米百俵の精神」の気概を保持して、知恵を絞り次々に新手を繰り出す「車懸かりの陣」により各種業務に取り組んでいることを確認して頂いた。
小野塚東方総監からは、「新潟地本の活躍は、部内外新聞等でも目にしており、頼もしく思う。新型コロナウイルスによる社会情勢の変化は、様々な業務に影響が出ているが、この変化に柔軟に対応し、各目標達成に向け創意工夫していくことが重要である。併せて、各自治体との連携を強固にし、即応性ある強靭な部隊の創造に向け、一丸となって職務に精励することを期待する」との訓示を受けた。
新潟地本を視察後、小野塚東方総監、大倉本部長らは新潟県庁へと向かい、新潟県知事の花角英世氏を表敬した。花角知事からは、各種災害派遣で活動する自衛隊への慰労のお言葉や、昨年の新潟県原子力防災訓練への参加に対する謝意が述べられるとともに、自衛官募集についてのご理解とご協力のお言葉を頂いた。
更に、小野塚東方総監が、第5施設群長として上越市の高田駐屯地で勤務した時の経験が話題に上ると、その当時の思い出話に花を咲かせ、終始和やかな雰囲気で花角知事と懇談していた。
新潟地本は、「小野塚東方総監からの指導を肝銘し、常に即応の構えを維持し地域との信頼関係を強固にし、今年度各種目標の達成に向けて、任務に邁進していく」としている。 |