防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   1031号 (2020年7月15日発行)
-
1面 2面 3面 4面 5面 9面 10面 11面 12面

防衛省・自衛隊 地方協力本部

家族会会長に感謝状
<千葉>
 千葉地本(本部長・河井孝夫1海佐)は6月24日、本部において、千葉県自衛隊家族会会長の交代に伴う本部長感謝状贈呈を実施した。
 渡邊昭氏は、平成23年に会長に就任して約9年間会員の防衛意識の高揚に努めるとともに県内に所在する自衛隊に対する協力・支援等を通じて家族会と自衛隊相互の防衛基盤の確立に寄与した。
 河井本部長が感謝状を手渡し、「家族会会長としてのご尽力に対し改めて感謝申し上げます」との御礼を述べた。
 新会長の安部育子氏は、「自衛隊員家族としての協力は勿論のこと、千葉地本と連携を図り、優秀な隊員の募集にも尽力して参りたい」との抱負を語った。
 千葉地本としては、家族会のご協力に敬意と感謝を申し上げるとともに、今後更なる連携を強化し、任務遂行に邁進する所存である。

ラジオ「モーニングくらしき」番組出演で広報
<岡山>
 岡山地本倉敷地域事務所(所長・左近勝1空尉)は6月4日、FMくらしき「モーニングくらしき」(FM82・8MHz)の「自衛隊通信〜君に守りたいものはあるか〜」に広報官の田中3海曹(写真左)が出演した。番組では自身が経験した海上自衛隊の艦艇での仕事内容や、艦艇内での生活について話をした。また妻との出会いについての質問には、「防衛機密です」とユーモアのある返答で笑いを誘っていた。
 放送は毎月第1週目の木曜日、倉敷事務所広報官が交代で出演し、自衛官募集情報や、広報活動についてのお知らせを行っている。今後もこのように地元のマスメディアを活用し、幅広い年齢層の方々に向けて自衛隊の活動についてアピールしていきたい。

広報センター(自衛館)リニューアルオープン
<岐阜>
 岐阜地本(本部長・二木 裕昭1空佐)における広報センター(自衛館)は緊急事態宣言解除に伴い、6月22日に装いも新たにして、リニューアルオープンした。また、オープン後初の週末である、6月27日・28日は家族連れ等の来館者で賑わいをみせた。
◆職員よりメッセージ◆
 身近な自衛隊広報施設として、年齢を問わず多くの方に来館していただける広報センターを目指し、陸海空の「VR」動画の紹介や、来館者にくつろげるスペースとしてカウンターテーブルを設置して、館内のロケーションを大幅に変更しました。また、来館者に安心して訪れていただけるように岐阜県の「コロナ社会を生き抜く行動指針」に沿った感染症対策に基づく認定ステッカーも取得してコロナウイルス感染症対策を万全に実施しています。
 読者の皆様も岐阜にお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。職員一同お待ちしております。黄色いビルが目印です。(岐阜市神田町9丁目4番地KJビル1F TEL‥058-262-2712)

丸茂空幕長の母校から航空学生が誕生
<群馬>
 6月9日、航空自衛隊航空学生として入校中である齋藤潤2士(群馬県高崎市出身)は帰郷広報のため高崎高校へ訪問した。高崎高校は群馬県で防衛大学校、防衛医科大学校、航空学生を多く輩出する高校で、航空幕僚長の丸茂空将の母校でもある。
 彼が航空学生を目指したきっかけは自衛官の父とともに高崎高校卒業生である丸茂空幕長の影響が大きい。空幕長の記事が母校の機関紙等に掲載され自衛隊を身近に感じたという。また平成30年夏に桐生市の桐生八木節まつりでブルーインパルスが展示飛行をしたことが一層航空学生を受験し操縦士になる意思を高めることとなった。
 航空学生課程に今年4月に入校し3カ月、操縦士になるための基礎的な訓練に汗を流している彼は、日に焼けて凛々しい姿に成長していた。
 学校では教頭先生をはじめ、恩師である先生方が出迎えてくれた。彼は自衛隊での訓練や生活環境に関する近況報告をするとともに、母校から自身に続く後輩を輩出したいと広報した。彼の夢は人として尊敬される操縦士になり、いつかブルーインパルスに搭乗し高崎市上空に "サクラ" (六輪を描く展示飛行科目)を描きたいと嬉しそうに語った。
 まずは基礎課程の2年間を一歩ずつ前進し、夢である操縦士になれるよう群馬から祈っている。

集まれ! 未来の女性自衛官
<函館>
 函館地本(本部長・小幡哲也1海佐)は6月25日、函館市内の商業施設シエスタ函館のイベントスペースにおいて令和2年度第1回女性の集いを実施した。
 本事業は女性対象者に自衛隊での女性自衛官の勤務・活躍の状況を幅広く知って興味を持ってもらい、多くの人に未来の女性自衛官を目指してもらうことを主眼としたものである。これまでも地本施設内では実施してきたが、今回は初めての試みとして多くの若者が集まる部外の施設を活用しての開催となった。コロナウイルスの影響もあり、会場の開設とイベントの実施にあたっては、3密を防止するため十分なスペースを確保するとともに、マスクやフェイスシールドの着用、テーブルの間にパーテーションやオーバーレイを設置する等、参加者が安心して来場できる態勢とした。
 学校の授業が終わって立ち寄った女子高校生等18名の参加を得て、DVDの放映、制服の試着、女性自衛官との懇談、女性自衛官に関する出題をメインとした自衛隊クイズ等で会場は大いに盛り上がった。特に陸・海・空女性自衛官との懇談では、自衛隊について日ごろ疑問に思っていること、入隊するにあたり不安に思うことについて多くの質問があり、対応した隊員は、自らの経験をもとに懇切丁寧に説明していた。
 集いは参加者と女性隊員の年齢が近いこともあり、終始和気あいあいとした雰囲気のなか、お互いに打ち解け合って女子トークに花を咲かせ、無事に終了した。
 参加者からは、「制服姿がめちゃくちゃ格好いい」、「自衛隊や女性自衛官のことを詳しく知ることができ、進路の参考になった」、「説明してくれた女性自衛官のようになりたい」等の嬉しい感想が寄せられた。
 また、函館市家族会に依頼して隊員を持つ母親の会員に懇談に加わって、母親の立場で保護者の気持ちを代弁してもらい、参加者の理解の促進に一役かって頂いた。函館市家族会会長の杉本幹雄氏は、「会員がこれまで隊員の親として感じてきた体験をお話しすることによって、入隊を希望又は自衛隊に興味を持っている女性の方々の少しでも不安の解消になれば嬉しい。引き続き、家族会として自衛隊の家族相互の連携強化と函館地本と連携して募集や援護のお手伝いをしていきたい」と述べた。
 函館地本は、引き続き自衛隊の活動や勤務を具体的に紹介できるイベントを企画し、就職先としての自衛隊の魅力を発信していく。

大学で職業ガイダンス
<茨城>
 茨城地本龍ケ崎地域事務所(所長・逆井1陸尉)は、5月26日、利根町にある日本ウェルネススポーツ大学の3年生約40名に対し、自衛隊の仕事についてのガイダンスを実施した。今回は大学側が準備をした「Zoom」を使用してのオンライン方式の講義となった。慣れない環境下ではあったが、聴講している学生の表情を一人一人確認することができ、学生からもとても分かりやすいと大好評だった。また、今般のコロナ禍のような事態が発生した場合のガイダンス・説明会の在り方について、改めて考える良い機会となった。龍ケ崎地域事務所は、「今年度もあらゆる事態に対応しつつ、受験希望者のニーズに応えられる万全な態勢で、皆様をサポートして参りますので、お気軽にご相談下さい!」としている。

NEXT →
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2020 Boueihome Shinbun Inc