長崎地本(本部長・西田洋一郎1海佐)は、2月下旬、本部が入る防衛省長崎合同庁舎に、新調した懸垂幕を掲げた。
合同庁舎は、長崎の玄関口である出島に所在しており、長崎出島道路の出口の正面に位置している。空港から長崎自動車道を経由したり、客船で訪れたりする観光客や、市外から高速リムジンバスを利用して通勤する県民など、日々多くの人々が往来する好立地にある。近傍にはユネスコの世界文化遺産に登録された大浦天主堂などの観光地や憩いの場である水辺の森公園などもあり、観光客だけでなく市民の目にも触れやすい。
懸垂幕は、海と空をイメージしたさわやかなブルーを基調としたもので、地本の主任務である自衛官募集を周知するとともに、長崎地本のマスコットキャラクター「ながりん」が長崎を訪れる皆様に歓迎の意をあらわしている。庁舎前には、雲仙・普賢岳災害派遣でも情報収集などで活躍したOH-6D連絡観測ヘリコプターも展示しており、長崎の新たなランドマークの一つを目指す。長崎地本は、「一人でも多くの若者に自衛隊を志してもらうため、自衛官募集の最前線に立つ我々がより一層親しみを持ってもらえるよう努力する」としている。 |