沖縄地方協力本部(本部長・松永浩二陸将補)は、2月28日、県内中学校において行われた「お仕事先生」への講師派遣の支援を行った。
本教育は、中学校1年生のキャリア教育の一環として、将来の進路選択へ向けて真剣に考える機会として行われており、沖縄県出身隊員である陸上自衛隊第15旅団司令部所属高橋絵里子3陸佐が講師を努めた。
高橋3陸佐は、自身の経歴や自衛隊に入った経緯、東日本大震災における災害派遣の経験など沖縄の方言を交えて自衛隊を紹介し、学生たちも真剣に高橋3陸佐の話に耳を傾けていた。特に東日本大震災の話には、ペンを取り筆記する学生も多く見受けられた。また、学生たちは自衛官の制服に興味がある様子で、パンフレットに載っている防衛記念章や階級と実際の制服を見比べ「これは、何で付いているのですか?(防衛記念章)」「どのくらい偉いのですか?(階級)」と様々な質問をしていた。
沖縄地本は、今後も自衛隊の活動への理解を深めてもらうとともに、地域と自衛隊との懸け橋になりうるよう努めていく。 |