2020年度、始まりました。暖冬の影響で、関東地方は3月の半ばから桜が咲き始め、年度末には満開を迎えていました。イベントの自粛ムードの中、千代田区の桜花を楽しめる公園は、人もまばら。区の準備したごみの集積場は空っぽでした。通勤時の早朝に足早で通り過ぎながら、桜を楽しんでいます。東京オリンピック・パラリンピックも延期が決定され、アスリートたちは新たなトレーニングスケジュールで努力することになります。行政も企業も変化の対応に、全力を挙げて取り組む一年になりそうです。
さて、今回の表現は、本年だけの表現になります。"Stop buying up all the masks at the drugstores!"「薬局でマスクの買い占めはやめよう!」です。新型コロナウィルス感染症の不安で生じたマスクやトイレットペーパーの買い占めは、不安を煽られた消費者のパニック的な反応です。経験は人間を成長させ、不安による衝動買いは抑制されると思います。"buy up〜"で「〜を買い占める」という表現になります。「在庫を一掃させる」という意味で、clean out〜「在庫を一掃する、空にする」も使われます。all the masksは、「全てのマスク」、at the drugstoresは、町にある薬局全体を表します。
関東以北の地域は、これからが桜のシーズンですね。おだやかに花見が楽しめるといいですね。世界中が大きな変化の中にいます。ある意味で大変なストレスがかかっているとも言えます。メンタル・レスキュー協会理事長の下園壮太氏(元・陸上自衛隊衛生学校心理教官)は、コロナウィルス感染症騒動のストレスにより、例年より五月病の不調を訴える人が増加するのではないかと警鐘をならしています。新年度、新学期の始まりに、日々の生活のリズムを整えて、ゆったりとした気持ちで、陽気で楽しくお過ごしください。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル> |