山梨地本(本部長・新宅正章1陸佐)は8月5日、自衛官採用試験へのエントリーを考えている高校生6名に対して、朝霞駐屯地所在の東方通信群及び入間基地所在部隊の研修を支援した。
午前に研修した東方通信群においては、初めに若い隊員との懇談を行った後、通信科隊員として基本となる知識、技能を身につける後期教育を見学した。懇談においては、年齢が近いこともあって、自衛隊に入隊して悪かったことや課業外における過ごし方などを遠慮なく質問していた。また、後期教育の見学においては、暗号通信、通話法、有線結線、モールス通信などの教育現場を見て回った=写真。研修した高校生は、「野外における戦闘訓練だけではなく、職種ごとに必要な技能を修得する訓練も行われていることを確認できて良かった」との感想を述べていた。
午後から研修した入間基地においては、隊員の食事を作る給養小隊、基地内において火災が発生した時に消火を行う消防小隊、C-1輸送機の機内とコックピットを見学した。
研修終了後、参加した高校生からは、「志願票を提出する前に各自衛隊をイメージアップできて良かった」「自衛官採用試験に向けてモチベーションが上がった」などの感想が寄せられた。 |