西部方面戦車隊(隊長・前田健一郎1陸佐)が担任する予備自衛官5日間招集訓練が、6月21日から25日の間、陸上自衛隊玖珠駐屯地において実施され、大分地本(本部長・井村昭利1陸佐)は、本訓練を通じて、大分県隊友会による激励、予備自衛官の身上(心情)把握、即応予備自衛官への志願勧誘などを実施した。
今回の訓練には、今年度初めてとなる32名の予備自衛官が参加し、予備自衛官補から予備自衛官となった者もいる中、先輩予備自衛官が後輩を的確に指導するなど、予備自衛官の団結の強さを感じさせる場面が随所に見られた。
予備自衛官補から予備自衛官となって初めて招集訓練参加となった栗山洋一郎予備陸士長からは、「訓練に不安を感じていたが、やり遂げる自信がついた」という声が聞かれた。
訓練の合間に大分県隊友会(会長・豊島克治氏)事務局長・三浦義治氏から「健康に留意され訓練に励んで下さい」との激励と隊友会からの激励品の贈呈が行われ予備自衛官たちの士気も高まった様子であった。
大分地本は、「訓練招集を通じて、予備自衛官の身上(心情)把握や即応予備自衛官への志願勧誘、訓練状況等の記録等の業務を丁寧に実行し、予備自衛官等の勢力確保や隊員募集に努めていく」としている。 |