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旭祭 <東京> |
東京地本足立地域事務所(所長・只野光彦2陸尉)は11月3日、足立区に所在する東京電機大学の東京千住キャンパスで開催された学園祭『旭祭』において第1普通科連隊第5中隊(練馬)のラッパ手3名(五十嵐3陸曹、福田3陸曹、宗像陸士長)及び一昨年自衛隊を定年退官し、現在は東京演芸協会所属の芸人として活躍中のトリトン海野氏によるラッパ吹奏等を支援して自衛隊に関する広報活動を実施した。
当該イベントに自衛隊が参加したのは今年が初めてであり、来年度の一般幹部候補生採用試験をはじめ、自衛官候補生等の募集対象者情報の獲得に向けた環境整備を目指すとともに、近傍の地域に駐屯地が所在しない足立区民等に対して自衛隊の活動を周知するために企画した。
当初、海野氏が自衛隊と米軍の起床や食事時間を告げるラッパ吹奏、指笛の演奏、また自身の体験談として2000年に三宅島雄山が噴火した際の災害派遣活動の現地でのエピソードなどを時にはユーモアを交えながら学生や会場に訪れた来場者に漫談した。
さらに、第1普通科連隊のラッパ手とのコラボでは、速足行進時のラッパ吹奏や軍歌「海行かば」などを吹奏して会場から盛大な拍手が送られた。
ラッパ吹奏を聞いていた学生達からは「すごくかっこ良くて感動しました。ありがとうございました」、「来年絶対受験します。頑張ってください」等の声が聞かれ所望の成果を得ることができた。
東京地本足立地域事務所では「今後も地域に密着した広報活動を部隊等と連携しながら実施して、防衛省・自衛隊の活動に対する理解と関心を高め、自衛官募集業務に繋げる」としている。 |
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感謝状贈呈式
<福井> |
福井地本(本部長・藤田泰三1海佐)は12月7日、福井県国際交流会館にて感謝状贈呈式を実施し、17名を表彰した。
福井県内での自衛隊の活動に対する協力支援、募集及び援護・予備自衛官等に対する貢献に感謝の意を表したもので、本部長から受賞者ひとりひとりに感謝状を手渡すとともに、「任務を黙々と遂行できるのも受賞された皆様からの平素から賜る、手厚いご支援のお蔭である。『福井のために』『日本のために』、常にこの思いを忘れることなく、謙虚さを忘れず、国民の皆様から最後の砦として信頼していただけるよう精進する事を誓います」と謝辞を述べた。
受賞者の木村氏(自衛官募集相談員)は「この表彰を光栄に思います。今後も誇りを持って自衛隊員の仕事を若人に紹介していきたいと思います」と、今後の活動に意欲を述べた。
受賞者は以下のとおり(敬称略)
【福井県防衛協会】伊藤忠昭、吉田敏貢、伊藤仁一郎【福井県隊友会】宮塚勝一、南部正敏、三宅宏【福井県自衛隊家族会】八杉仁司、上田博之、前田忠夫【敦賀防衛懇話会】竹田潔延【十戦若狭友の会】西田恵一、岡島輝雄【福井県海交会】山崎俊太郎【募集相談員】高山裕聡、堀元博、久末吉美、木村司 |
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岐阜基地航空祭
<岐阜> |
岐阜地本(本部長・樫地慶一1空佐)は、11月18日、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)において開催された岐阜基地航空祭2018に参加した。
当日は好天に恵まれ、14万5000人(岐阜基地発表)の来場者が訪れた。
岐阜地本は、(株)ボンズ制作のテレビアニメ作品(2018年4月から6月放送)で岐阜基地と飛行開発実験団を舞台としたテレビアニメ「ひそねとまそたん」とコラボした広報活動を岐阜地本のSNSも活用し展開した。
1日飛行開発実験団司令として招聘された「ひそねとまそたん」の総監督(樋口真嗣氏)と主役声優(久野美咲氏)のトークライブを企画し、トーク中において樋口総監督からは「自分は53歳で無理ですけど自衛官採用年齢が33歳まで枠が広がったので私の代わりに是非」と、久野美咲さんからは「本当に夢を与えられる素敵なお仕事だなと思うので、是非」と自衛官募集を応援するコメントもあった。
岐阜基地北地区においては、来場者が入場する岐阜基地北門そばの位置に広報ブースを展開し、同ブース前に自衛官募集を呼びかける「ひそねとまそたん」のキャラクターをラッピングした官用車を展示した。多くの来場者が記念撮影するなど注目を浴び、「これがひそまそラッピングカーだ。すごい!」等の多くの声が聞かれた。
岐阜基地南地区においても、広報ブースを展開し、その周辺にひそまそラッピングカー、74式戦車(第10戦車大隊)、AH‐1S及びUH‐1J(航空学校)を展示し、北地区同様に多数の来場者に自衛隊をPRしていた。
なお、今回初めての試みとして、岐阜、愛知、三重及び滋賀地本の協同による募集広報を行い、自衛官に興味を持つ県内外の来場者が多数広報ブースに訪れ、広報官がその対応に追われる程盛況ぶりだった。
最後に岐阜基地恒例、異機種大編隊の飛行展示においても、久野美咲さんがひそねとまそたんの主役「甘粕ひそね」としてナレーションを行い、「あなたの思いが、この国を守る力になる。一緒に働きましょう!」と自衛官募集を来場者にPRしていた。これを聞いた方から「ひそねのアナウンスを聞きながらの異機種大編隊は感動でした」「今年の航空祭はひそまそコラボのおかげで楽しかったです」などの声が聞かれた。
岐阜地本は、「今後も各種イベントを通じ自衛隊に対する親近感を醸成し、地元から応援される広報活動を目指していきたい」としている。 |
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第5回至誠祭
<山口> |
山口地本(本部長・川名孝幸1空佐)は、11月18日、萩市の至誠館大学で実施された「第5回至誠祭」において、来場者等への広報活動を行った。
今年のテーマは、「Milli on Smile〜笑顔の花を咲かせよう」で、大学や地域クラブによるスポーツの体験コーナーや食品等の販売、市内の園児や学生らによる各種パフオーマンス等盛り沢山の催しが準備された。なかでも、県内出身のお笑いタレントの特別出演など、会場は大きな笑いに包まれ賑わいを見せていた。
この地域を募集担任する萩地域事務所(所長・原和洋2陸尉)は、山口駐屯地第17普通科連隊(連隊長・川内康孝1陸佐)より車両(軽装甲機動車)支援を受け展示した。その他、活動パネル写真コーナー、山口地本の総務課管理班が作製した階級章・き章等を飾った額を展示した。
この額を見た来場者は、陸・海・空の階級章の違いに驚かれる方や、個々のき章の意味を尋ねられる等、自衛隊に興味を持つ人が見受けられた。
山口地本は、「今後も地域のイベント等に積極的に参加し、自衛隊を身近に感じてもらえるよう努めていく」としている。 |
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