宮城地本(本部長・古屋浩司1陸佐)は、9月29日、塩釜港西埠頭において行われた「みなと塩竃ゆめ博2018」に併せて来航した、海上自衛隊横須賀地方隊所属の掃海艇「ちちじま」及び多用途支援艦「えんしゅう」の女性自衛官と女性募集対象者による懇談会を実施した。
懇談会には、「ちちじま」から艦長の岡田茜1海尉、「えんしゅう」から2名の女性自衛官が参加、女性募集対象者は11名とその家族12名が参加した。
当初「えんしゅう」士官室において懇談を実施し、その後、女性居住区及び艦橋等を見学した。
懇談では、「海上自衛隊に入って最初に就いた仕事は」「今までで一番長かった航海は」「入隊するときに親には反対されなかったのか」「採用試験の時はどのくらい勉強したか」等、海上自衛隊での仕事や入隊に関する質問が募集対象者や保護者からあり、参加した女性隊員は自分の実体験を丁寧に説明していた。
その後、参加者は「えんしゅう」の女性用浴場、居住スペース等を見学した。参加者からは、「浴場が意外に広い」などの感想があり、実際に入隊して艦艇勤務になった場合の勤務環境、生活環境の一端を体感した。
今回の懇談会は、海上自衛隊で女性が活躍している姿をPRすることができ、女性募集対象者の理解が深まる良い機会となった。 |