平成30年度自衛隊記念日記念行事観閲式に私は指揮官操縦手として初めて参加しました。私の所属している第32普通科連隊は、観閲部隊の中央基準部隊として毎回、観閲式に参加しています。今回は、今までの観閲部隊とは少し変化がありました。それは、今回から女性自衛官が参加した事です。私の他に、中隊旗手1名、列員2名、合計4名の女性自衛官が参加しました。
対ゲリ・コマ装備部隊という事で、鉄帽、小銃の他に、防弾チョッキ、肘・膝パット、個人用暗視装置又は戦闘ゴーグルを装着しました。私は指揮官操縦手であった為、この装備でも体力的に支障はありませんでしたが、徒歩部隊の隊員はとても大変だったと思います。特に小銃を携行し、個人用暗視装置を装着した列員の女性自衛官2名の陸士は、最初は大丈夫だろうかと心配していましたが、その必要は無く、無事に任務完遂し、とても嬉しく誇らしく思いました。
観閲式は、式典に参列する隊員だけではなく、観客からは見えませんが、企画・調整・支援・整備等、たくさんの隊員が力を合わせなければ成功しません。私も車両操縦の指導や整備、物品の準備等で多くの方に支えられ、任務完遂する事ができました。たくさんの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、この感謝の気持ちを胸に、陸上自衛官として、女性自衛官として頑張っていきたいと思います。
自衛官の家族の方のご投稿お待ちしております。 |