防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   981号 (2018年6月15日発行)
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美保基地航空祭で募集広報
<鳥取>
 鳥取地本(本部長・松田靖史1陸佐)は、5月27日航空自衛隊美保基地(司令・北村●二1空佐)において開催された「航空自衛隊美保基地2018航空祭」において島根地本(本部長・長谷川敬1陸佐)と合同による広報活動を実施した。
 航空祭では今年度新設された美保分屯地所属のCH-47JやP-1対潜哨戒機をはじめとする陸海空自衛隊装備品の展示に約3万人の来場者で賑わっていた。
 各地本は着ぐるみ広報、航空自衛隊VRアプリ「BIve」体験コーナー及びミニ制服試着などを分担して実施し、自衛隊をPRした。
 特に、VR体験コーナーには長蛇の列ができ、体験者からは、「コックピットにいるみたいで興奮しました」「大きくなったらパイロットを目指します」などと大盛況であった。
 鳥取地本は、「自衛隊への更なる理解と親近感を得るため、今後も積極的に地域のイベントに参加していく」としている。

入隊者家族からの知らせ
<神奈川>
 神奈川地本市ケ尾募集案内所(所長・近藤哲哉1空尉)は4月6日、航空自衛隊熊谷基地で行われた一般曹候補生入隊式に参列した入隊者家族から「息子が入隊式を無事に終えた」と、4月7日に広報官が知らせを受けた。
 今春高校を卒業し、航空自衛官への道を歩み出した候補生は、真新しい制服に身を包み、家族との面会に現われた。3月26日に着隊した際とは見違えるほど凛とした顔つきで、手入れが行き届いた制服姿を見て母親は驚いたという。
 候補生の父親からは「無事に入隊式が終わり、本人が仲間と打ち解け合っている様子が見え、少し安心しました。本番はこれからですが、うまくやっていってくれると信じおります。広報官の松村さんには大変お世話になりました」との感謝の言葉が届いた。
 市ケ尾募集案内所は「家族から無事入隊式を迎えられたと嬉しい報告を受けることができた。これからも、家族から信頼される募集活動を行なっていきたい」としている。

寄せ書き

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目標とする幹部像
第33普通科連隊(久居) 3陸尉 細江 哲平
 この度、3月17日付をもちまして、3等陸尉に任官しました。
 まずは、私の経歴について、述べたいと思います。
 平成18年3月に第49普通科連隊に教育入隊、後期教育をこの久居駐屯地で受け、じ後、第1中隊に配置になり、小銃手、同23年4月に3曹に昇任し、同27年3月、本部管理中隊に配置になり第2科情報陸曹、同29年1月に第2中隊に配置になり、同30年3月17日に3等陸尉に任官しました。
 現在は、第2中隊第3小隊長を任されています。私のなろうと思っている幹部像は、指揮系統を守って、報告等を実施するのは当たり前ではあるが、仕事と、プライベートをしっかりと分け、勤務中は小隊長として、任務を全うし、プライベートにおいては、幹部だから小隊長だから相談し難い、話し難いではなく、どんなことでも話せる、相談できる幹部、小隊長が私の理想とする幹部像です。
 なぜ、このように考えているかというと、これは、私自身の体験談ですが、陸士時代は陸曹に対して、話しにくく、特に、小隊長等の幹部とは、あまり話さないほうがいいのではという考えをもっていました。そのため、相談等がしにくい環境だったと思います。
 しかし、今考えると、陸曹や幹部等の上司から積極的に会話をしていき、少しでも壁を取り除き、相談等をしやすい環境つくりが大切だと感じるようになりました。
 以上のことを感じ、風通しのいい環境つくりの中心になろうと思いました。
 今後は、今まで以上に大変になると思いますが、何事にも全力で頑張っていきたいと思います。
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上地克明横須賀市長を表敬訪問しての所感
  防衛大学校 平成30年度前期学生隊 学生長 笠原 豪
 5月10日に、上地横須賀市長を表敬訪問した。横須賀市長への表敬には、2つの目的がある。1つは、前年度後期学生隊学生長であった石橋学生の想いを引き継ぎ、今後、防衛大学校が横須賀市との関係をさらに深めたいという我々の意思を示すことである。もう1つは、私自身が前期学生隊学生長の任に就いたことの報告のために実施させて頂いた。
 防衛大学校学生は横須賀市民でもあり、66年もの間、横須賀市にお世話になっている。我々、防衛大学校学生の生活は、日々多忙を極めているが、多少なりとも横須賀市の発展への寄与と今までのご支援に感謝を込めて何かできればと考える。今回の表敬においても、横須賀市長にはその想いを伝えさせていただいた。
 また、学校周辺地域の「ゴミ拾いボランティア」を継続することもお伝えした。こうした活動を通じて地域住民の方々との交流が活性化できればと考える。
 そして今回、市長との懇談を通じて、市長御自身も柔道の経験があることに親近感を感じた。私自身も中学生の時から柔道を続けてきた。その経験から、お互いに柔道の苦しさや楽しさを共有し会話が弾む場面もあった。柔道の教えには「自他共栄」という言葉がある。これに倣い、横須賀市長と防衛大学校学生隊学生長のつながりによって、横須賀市の更なる発展と、我々学生の成長につなげられればと考える。
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自衛官候補生入隊式に参加して
池田 美紀(自衛官候補生母)
 女性自衛官教育隊入隊式に夫婦で参加して来ました。
 着隊の朝、送って行く車の中で涙を流していたので、とても心配しましたが、1週間ぶりに会った娘は「掃除、洗濯、アイロン掛け、裁縫、靴磨きとやる事がたくさんあって大変だけど、友達も出来て楽しい」と言ったので私たちも安心しました。
 式では教育隊長、区隊長、班長が「大切なご息女をしっかりお預かりします」と言っていたので、一人で上京させるより安全だなと思いました。
 入隊者代表挨拶では、両親への感謝の気持ちが読まれ、我が子に言われた訳でもないのに感動しましたが、娘はどこ吹く風という面持ちでありました。そんな娘へ「厳しいのは、これからです。健康に気を付けて、訓練を乗り越えて下さい」、そして入隊までお世話になった高田地域事務所の皆様、心より感謝申し上げます。(新潟地本投稿)

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