自衛隊に入隊してから10年という節目に年男を迎えました。
この10年間で学んだ事は、数多くあります。
その中でも特に、信頼関係を築くという点を1番多く学びました。私の考える信頼関係とは、有事の際に本当にこの人の為に命を懸ける事ができるかどうかだと思います。この信頼関係は、階級や序列及び先輩後輩関係なく必要になる事であり、欠如してしまうと、任務に悪い影響が出たり、日頃の恒常業務等での団結や繋がりがとれなくなってしまうと思います。
私は、この信頼関係を築く事を軸に後輩に対しての指導を行い、上司や先輩と接する際にも気をつけています。しかし、現状では、後輩指導、先輩への補佐についてそう簡単にはいかないものです。
これらを解決するには、日頃からのコミュニケーションをとる事、お互いに関心をもつ事及び信頼がおける隊員に相談する事等が大切だと考えます。
陸上自衛隊は、「人で成り立っている」とよく耳にしますが、その通りだと思います。
幹部から陸士まで誰一人として一人で出来る事はありません。そして、仲間の協力があってこそ何事でもできると思います。
私は、今までもこれからも人を大切にし、より良い部隊にする為の一員として頑張りたいと思います。 |