3月26日、陸上自衛隊中央即応集団(司令官・日熕ュ広陸将)は朝霞駐屯地から座間駐屯地に移転した。25日までキャンプ座間には、座間分屯地として陸自第4施設群と朝霞駐屯地業務隊の一部が駐屯していたが、今回CRF司令部などが移転してきたため、座間駐屯地となった。
朝9時から座間市役所で始まった「中央即応集団座間移駐歓迎行事」には、座間市のキャラクター「ざまりん」も出席。最初に中央即応集団副司令官・西浩徳陸将補より中央即応集団座間移駐完了の報告が、遠藤三紀夫座間市長に対して行われた。遠藤座間市長は「中央即応集団司令部の皆様を迎えることを大変名誉に思い、多くの市民と共に心から歓迎致します」などと応えた。
次いで座間駐屯地前での協力団体による歓迎行事。日燻i令官を始めとする車列が座間駐屯地の中に吸い込まれて行った。その後、米軍による歓迎行事。キャンプ中の人が集まったのではないかと思う程の大勢の人が中央即応集団司令部庁舎の前までを埋め尽くした。新しい庁舎前でのテープカット後、日燻i令官は「在日米軍との関係も緊密になり、国籍を越えた揺るぎない関係を築ける」などと述べた。
これに先立ち前日25日には、東部方面総監・渡部悦和陸将と在日米陸軍司令官マイケル・ハリソン少将とで交わされた了解覚書の承認等を行い、CRFの座間移転の意義についての日米共同声明に、陸上幕僚長・君塚英治陸将と在日米陸軍司令官マイケル・ハリソン少将が署名した。 |