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   2003年2月15日号
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陸自練馬が2連覇!!
全自レスリング大会
130隊員、熱戦繰り広げる 横須賀海軍も3年連続出場
 第9回全自衛隊レスリング大会が2月1、2日の両日、自衛隊体育学校球技体育館で行われ、陸海空の各部隊及び少年工科学校、防大、防医大等から約130名の選手が参加した。また、米軍からは、横須賀海軍が3年連続の出場を果たし、部隊、家族の大声援のもと熱戦が繰り広げられた。
 1日に行われた団体戦では、大会2連覇を目指す昨年全日本2位の木下英規選手率いる練馬駐屯地と、元全日本チャンピオンの田村茂一選手が加わり、チーム力がアップした青森駐屯地が順当に勝ち上がり決勝戦に進出した。
 決勝は2対2で最後の84kg以上までもつれ込む白熱した試合展開となり、練馬の木下選手が青森の神子沢選手をフォールで下し、大会2連覇を達成した。試合後、木下選手は、「自分より大きい相手なので、つかまらないように作戦をたてた。今年は出場者の年齢も上がり昨年より強くなってきたので楽な試合じゃなかった」と話し、「チームとしては、短期間で集中して練習を行い、2連覇できてうれしい」と喜びを噛みしめていた。
 個人戦では練馬駐屯地が2名、第22普通科連隊、第31普通科連隊、金沢駐屯地、北熊本から各1名づつの優勝者を輩出した。
 試合結果は次の通り。
 <団体戦>▽優勝=練馬駐▽2位=青森駐レスリングクラブ▽3位=第8施設大隊、少工校レスリング部
 <個人戦55kg級>▽優勝=沢田拓也(22普連)▽2位=附柳隼斗(熊谷)▽3位=元原智之(8施大)、時博幸(同)
 <同60kg級>▽優勝=勝目力也(練馬)▽2位=沓澤純一(20普連)▽3位=立杉慎二(北熊本)、三島己美(少工校)
 <同66kg級>▽優勝=花田秀美(31晋連)▽2位=曽我部智和(善通寺)▽3位=桜井正人(練馬)、中尾剛士(37普連)
 <同74kg級>▽優勝=高田耕司(金沢)▽2位=熊谷光祐(防医大)▽3位=保坂和哉(練馬)、今井倫正(8施大)
 <同84kg級>▽優勝=小西誠(北熊本)▽2位=横山興道(青森)▽3位=川向敦支(善通寺)、COREY SWANSON(US横須賀基地)
 <同84kg以上級>▽優勝=木下英規(練馬)▽2位=神子沢健一(青森)▽3位=木村光宏(北熊本)、高田孝一郎(青森)
 【最優秀賞】花田秀美【優秀賞】高田耕司【殊勲賞】COREY SWANSON【敢闘賞】熊谷光祐【技能賞】勝目力也【最短フォール賃】附柳隼斗(19秒)

中業支で各科対抗卓球大会を開催
 陸自中央業務支援隊(隊長・藤井信二1佐)は1月23日、厚生棟体育館で各科対抗卓球大会を開催した。
 競技は、参加18チームで予選リーグを行い12個チームが決勝トーナメントに進出する方式で、また、試合はダブルス3組6名で、予選は11点先取3セットマッチ、決勝戦は5セットマッチで行われた=写真。
 藤井隊長の「勝利にこだわれ」との激励を受け、各選手は熱戦を展開。中央業務支援隊は、各部とも勤務内容が異なり顔を合わす機会が少ないが、この日ばかりはチームの応援や奮闘する隊員に熱いエールを送り、隊員相互の融和団結が図られた。
 成績は▽優勝=印刷工場Aチーム▽準優勝=印刷工場Bチーム▽第3位=補給科チームだった。
 各チームは閉会式で藤井隊長から表彰され、和気藹々の中終了した。

陸自第1音楽隊が定期演奏会を開催
 陸上自衛隊第1音楽隊は次のとおり「第27回定期演奏会」を開催します。
 <日時>平成15年3月13日(木)午後6時30分開演
 <場所>練馬文化センター(西武池袋線・地下鉄大江戸線練馬駅下車)
 <出演>陸上自衛隊第1音楽隊(軽快なマーチを中心とした吹奏楽をお贈りします)
 <入場無料>
 <申込方法>往復はがきに、住所、氏名、年齢、人数(2名まで)を明記の上、左記までお申し込み下さい。(2月28日必着、応募多数の場合は抽選となります)
 <申込先>〒179-8523練馬区北町4-1-1 第1師団司令部広報班「定期演奏会B」係 TEL03-3933-1161内線218

18年ぶりの快挙達成
防衛庁乗馬同好会 実業団競技会で見事4位入賞
 防衛庁乗馬同好会(福澤光洋会長)は1月18、19の両日、東京・馬事公苑で開催された第40回実業団障害飛越馬術競技会に出場、予選リーグ(13チーム参加)、準々決勝を見事勝ち抜き、団体4位に入賞した。準決勝進出は、第22回大会で準優勝して以来、18年ぶりの快挙で、▽福澤光洋(陸自東立川駐業隊)▽山口昇(陸自研究本部)▽森下力(海自下総航空基地隊)▽鎌田和明(航空総隊司令部)▽伊藤昌志(空幕防衛部)の各選手が快挙達成の原動力となった。
 団体競技は、2チームごとの対抗戦で4頭の競技馬に両チームの選手4名がそれぞれ1回騎乗、12個の障害を飛び越し、馬ごとに障害・タイム減点の少ない方に勝ち点1が与えられ、勝ち点の多いチームが勝ち進む方式で行われ、決勝トーナメントには、佐川急便、松下電器、防衛庁などの有力8チームが出場、熱戦を繰り広げた。
 大会終了後、福澤会長は「選手全員にとって初めての準決勝進出ということもあり、大変な重圧の中で強豪チームと戦うことになりましたが、この経験をバネにさらにレベルアップし、優勝目指して頑張っていきたい」と抱負を語っている。なお、防衛庁チームは、この大会で過去に優勝1回、準優勝2回という輝かしい成績を残している。
 ◇ ◇
 <防衛庁乗馬同好会の概要>
昭和32年に設立され、現在、福澤会長以下37名で構成している。主として自衛隊体育学校と馬事公苑で週末や特別休蝦間に練習したり、年1、2回、各地の乗馬クラブなどで合宿し強化に努めている。また、実業団馬術競技会をはじめ官庁対抗馬術大会、社会人個人選手権大会など、種々の競技会にも参加し、優秀な成績を収めてきている。

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