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自衛隊ニュース   1002号 (2019年5月1日発行)
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第14旅団創隊13周年
善通寺駐屯地開設69周年
 第14旅団(旅団長・小和瀬一陸将補=善通寺)は、4月14日、善通寺駐屯地(司令・高橋武也1陸佐)において、平成最後となる「第14旅団創隊13周年及び善通寺駐屯地開設69周年記念行事」を厳粛かつ盛大に挙行した。
 式典に先立ち日頃から第14旅団及び善通寺駐屯地の各種活動に支援と尽力を頂く22名、4社に対して感謝状の贈呈を行った。引き続きグラウンドにおいて、国会議員をはじめ各協力団体、歴代旅(混成)団長、四国地区内各自治体及び関係各機関等から多数の来賓を迎え記念式典が行われた。
 式辞において旅団長は、「第14旅団は、「即動必遂」を合言葉に、隊員一人ひとりが、「陸上自衛隊大改革の牽引者である」との自覚や意識の改革に裏付けされた第14旅団の隊員としての誇りを強く持ち、厳しい任務に耐え得る強い心と身体を自ら進んで日々練磨し、その力を結集して、四国四県の防衛・警備及び災害派遣はもちろんのこと、いかなる任務も完遂できるよう執念をもって旅団の戦力化に邁進してまいります。そして、国民から信頼され、地域の皆様から愛される旅団及び駐屯地となるよう一致団結して日々の隊務に取り組んでいく所存であります」と述べた。
 観閲式終了後行われた訓練展示では、機動旅団の主力部隊による、「離島における防御」の場面での行動が実戦さながらに披露された。また、オートバイドリル及びらっぱドリル演奏も披露され、来場者から盛大な拍手が送られた。
 その後、総本山善通寺を背景に、第14音楽隊の壮大な演奏に合わせ、観閲部隊指揮官(副旅団長・高橋武也1陸佐)を先頭に旅団隷下部隊、車両105両、人員960名、航空機7機が威風堂々と善通寺市内を行進した。中でも第15即応機動連隊の16式機動戦闘車の行進では、ひときわ大きな歓声が湧き上がった。
 また、イベント会場では、96式装輪装甲車体験搭乗、ロープ訓練やボルダリングが体験できるレンジャー体験、装備品展示、ミニSLに搭乗できる子供広場及び乃木館の見学等が行われ沢山の人で埋め尽くされた。
 当日は、雨模様の天候にも関わらず約1万3000人の来場者が善通寺駐屯地を訪れ地域との親交を深めることが出来た。

新町駐屯地68周年
 4月6日、新町駐屯地(司令・堀地昌志1陸佐)は、第68回創設記念行事を開催するとともに、6日・7日の両日駐屯地を開放し、新町支所との共催による「しんまち桜まつり」として訓練展示、装輪車試乗、装備品の展示等を行った。
 訓練展示では、新町駐屯地に所在する第12後方支援隊・第12施設隊・第12対戦車中隊を主として、陣地攻撃における一連の行動について展示を行った。本展示は、状況下での行動を間近で見ることができ、その迫力のある内容は毎回評判が高い。今年は駐屯地の桜約200本が満開となり、来場者数は6日が約9000名、7日が約1万5000名で、合計2万4000名にもおよび、これまで最多の記録となった。

7500人の歓声の中 高田自衛隊パレード
 高田駐屯地(司令・庭田徹1陸佐)は4月6日「高田城百万人観桜会」開催中の高田公園内において、6回目となる高田自衛隊パレードを行った。
 日本三大夜桜として知られる「高田公園」の桜は、明治41年の旧陸軍第13師団の高田誘致成功を記念して、旧高田町と旧高城村の在郷軍人団が広く寄付金を集めて植樹したものである。
 パレードは上越市副市長をはじめ、自衛隊協力4団体の会長などを招き、桜咲く晴天のもと挙行され、高田・新発田合同音楽クラブを先頭に、防衛部隊、災害派遣部隊合わせて隊員163名、車両26両が旧陸軍第13師団が入城した高田公園内の「司令部通り」を威風堂々と行進した。
 沿道にはパレードを一目見ようと観光客ら約7500人が詰め掛け、部隊の行進に歓声と拍手が送られていた。

各出頭駐屯地で訓練開始式
<第47普通科連隊>
 第47普通科連隊(連隊長・佐藤篤1陸佐=海田市)は、4月6日から7日の間、即応予備自衛官の各出頭駐屯地(海田市・山口・松山・善通寺・日本原・姫路・米子)にて「平成31年度即応予備自衛官招集訓練開始式」を実施した。本行事の目的は、隊員の訓練意欲を向上させるとともに、連隊の隊員としての帰属意識の高揚を図ることである。各地で合計約250名(即応予備自衛官194名)の隊員が威勢よく連隊歌を熱唱し、華々しく今年度のスタートを切った。
 式辞において連隊長から「即応予備自衛官の諸官は、訓練時間の制約もあり、練度の向上が思うようにいかずに歯がゆい思いをしているかもしれないが、限られた時間を有効に活用し、受身の姿勢ではなく一人一人が主体的に考え積極的に訓練に励み、部隊行動への習熟、技量の向上を図ってもらいたい」とあり、その言葉は、隊員の心に深く響いた。
 連隊は本年度、練成課目「陣地攻撃」の2年目でもあり、これまでの練成成果を更に深化させ、昨年に続きバトラー2を取り入れた訓練を行うなど、より実戦的な訓練を追求し練度の向上を図っていく。なお、本行事にて「平成30年7月豪雨」において災害派遣活動に従事した即応予備自衛官12名に対して賞詞が授与された。
【賞詞内訳】
 3級1名、4級4名、5級7名

第20普通科連隊
編成完結式
 第20普通科連隊(連隊長・梶恒一郎1陸佐=神町)は3月26日、連隊編成完結式を行い、本部管理中隊(隊長・高橋1陸尉)に「対戦車小隊(小隊長・中野谷2陸尉)」が新編された。本改編は中期防衛力整備計画により普通科中隊対戦車小隊を廃止し連隊直轄部隊として本部管理中隊に中距離多目的誘導弾を主要装備とした「対戦車小隊」が編成されたものである。
 本部管理中隊長より編成完結報告を受けた連隊長は、「厳しい任務に備える態勢を速やかに確立し、任務・特性に応じた訓練により職務遂行能力の向上に務め、小隊長を核心としてその機能を十分に発揮できるよう尽力することを望む」と訓示し、連隊の編成が完結された。

第22即応機動連隊
編成完結式
 第22普通科連隊(連隊長・大場智覚1陸佐=多賀城)は3月26日、多賀城駐屯地において第22即応機動連隊新編に伴う編成完結式を執行した。
 訓示で連隊長は、「我々には今、与えられている任務を完遂する即応性、強靭な即応機動連隊の戦力化、そして、こうした戦い方や不撓不屈の精神を共有し、連隊が一丸となって目的に邁進する一体化が求められている」と述べた。また式の最後には、連隊長、最先任上級曹長が作詞した隊歌「俺たちの即機連」を皆で熱唱し、士気を高めた。
 今後は、統率方針を「任務完遂」「強靭な即応機動連隊の創造」、要望事項を「一心同体」「その一日を悔いなく生きよう」とし、第22即応機動連隊初代連隊長の大場1陸佐の指揮のもと、更なる練度向上と躍進を誓い、この東北に強く魅力溢れる部隊を築きあげる第一歩となった。

新たな時代の先駆けとして
防衛大学校入校式

 4月5日、防衛大学校(國分良成学校長)で本科第67期学生516名(内女子59名、以下同様)をはじめ本科留学生25名、研究科学生計77名(4)の入校式典が厳かに行われた。まだ表情に幼さが残る若き学生たちの門出を原田憲治防衛副大臣、増子豊統合幕僚副長をはじめ来賓、家族・関係者ら約1350名が見守った。
 國分学長から任命を受けた後、第311小隊(理工学専攻)の難波竜平学生が代表して宣誓を行い、これから始まる新しい人生への決意をその力強い言葉に込めて表明した。
 原田副大臣は訓示で「防衛大学校での勉学と訓練を通じ、一人一人が自らに対して、また、お互いの議論の中で、問い続け、探求していただくことを通じ、知・徳・体すべてを磨き続けていただきたい」と期待を述べた。國分学校長は式辞の締めくくりに「防衛大学校は昭和と平成の時代を積み重ね、今年も新たな時代の先駆けとして67期の新入生諸君を、桜咲き誇るこの小原台に迎えることができました。おめでとう」と入校生を歓迎した。
 式典後は場所をグラウンドに移し、観閲飛行(AH-1、P-1、RF-4等)や学生約1000人が参加した観閲行進で入校生を祝福した。


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