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   2007年11月1日号
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《浜松基地》
華やかに航空ショー
ブルーインパルス、E-767Jr.など大人気
広報館も来館250万人達成!!
 航空自衛隊教育のメッカ航空自衛隊浜松基地(司令・平本正法空将補)で「エアフェスタ浜松2007」が10月21日に行われた。 ゲートのオープンと同時に待ちかねた航空マニアたちがエプロンに向けて一斉に走り出す。航空祭では見慣れたいつもの光景だが、今年は人数が多かったように見えた。
ブルーインパルスなどの展示に10万人が訪れた「エアフェスタ浜松2007
 T-4でのオープニングフライトに続き、救難4機種の救難飛行が始まる。現在、救難コンビはMU-2・V-107コンビからU-125A・UH-60Jコンビに移行中。今年しか見られない4機種一緒の飛行に大きな歓声が起きる。その歓声の中を今度はE-767が大きな機体をうねらせて旋回。浜松基地でしか見られない光景に見入る観客達。静浜基地のT-7、小松基地303飛行隊の戦競塗装したF-15、岐阜基地のF-2Bと続き、午前の最後はT-4×10機による大編隊飛行で締めくくった。
 午後はお待ちかねのブルーインパルス。半袖でも暑い程の陽気となった空でブルーインパルスが華麗な技を繰り広げる。地上では、2代目E-767Jr.が展開(?)。観客の人気を集めていた。
「バートルの最後の救助シーンを見にきた」「広報館の中のMU-2は小さく感じたけど空で見ると大きく感じる」長い間の救難救助コンビをねぎらう声が来場した10万人の中のあちらこちらから聞こえた。

250万人に記念品贈呈
 航空自衛隊の活動などを紹介する「エアパーク航空自衛隊浜松広報館(浜松基地)」が10月20日、来館者250万人を達成した。館内ではセレモニーがあり、幸運の250万人目となった静岡市葵区の石野巧(いしのたくみ)さん(40)にF15の模型やブルーインパルスの色紙などが浜松基地司令から贈られた(写真)。石野さんは、妻百合香(ゆりか)さん(34)、長男智基(ともき)くん(7)、次男成悠(なるひさ)くん(4)、長女愛名(あいな)ちゃん(1)と訪れた。石野さんは「何万人達成というのに遭遇したのは初めて、今日はよい想い出となりました」と笑顔で話していた。広報館は1999年開館し、パイロット気分を味わえる「全天周シアター」や「フライトシミュレータ」などが体験できるほか、歴代使用されてきた戦闘機などを展示しており、昨年度は年間30万人の来館者を記録している。
 当日は浜松航空祭の前日、浜松基地上空には航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」の訓練飛行も行われ、記念行事に華を添えた。

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