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   2007年11月1日号
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOB シリーズ
(株)メックス 梶迫通和
梶迫氏は平成18年6月、陸自第3後方支援連隊を2佐で定年退職。55歳
 私は平成18年6月に陸上自衛隊を定年退職し、大阪地方協力本部地域援護センターの就職援護を受けて、大阪市内の株式会社メックスに就職しました。
 株式会社きんでんグループの会社で、近畿地方に支店を持つ約100人規模の年間約50億円以上を受注する電気及び空調衛生設備工事(メンテナンスを含む)会社です。
 入社後営業担当部長として6ヶ月勤務した後、現在は技術部の安全担当部長として勤務しています。営業担当部長としての6ヶ月間の勤務では「何とか受注に繋げたい」「最初から最後まで諦めない」という気持ちで外回りをし、引き合い図面を一件もらいましたが、受注に繋がる成果はありませんでした。この際に、厳しい状況にあっても僅かな可能性でも信じて努力することや、自ら敗北を認めないことも大切ではないかと感じました。また営業をしていて「熱意や誠意が伝わる人も多い」と感じることができたのも良い経験だったと思います。
 その後入社6ヶ月を迎えようとしていた頃に、社長から職務を変えようと思っていると言われた時には、内心ほっとしました。
 現在入社後10ヶ月になり、安全担当部長として4ヶ月になろうとしていますが「会社に貢献できる」または「会社が必要とする」社員になれるように「石の上にも三年」の言葉を信じてこれからも精進努力するつもりです。

自衛隊に体験入隊
団体行動の大切さ学ぶ
トヨタカローラ三重 古田真季
 会社の研修で行った自衛隊での研修は、私にとって、改めて団体行動の大切さと規律を学ぶ事ができました。
 団体行動が苦手な私は、研修をしても意味がない、何の為に何もかもみんなで行動する必要があるのかと、ずっと思っていました。一人、二人、三人程度で行動する方が早いし、楽だと思っていたからです。
 しかし、実際に研修するに従って、私の考えが少しずつ変わっていきました。特に思ったのが三日目の駆け足の時です。ひたすら掛け声を出しながらグランドを一定のリズムで走っていました。最初の内は楽でしたが、その内掛け声も加え走ることとなりました。
 その時、私たちの会社の掛け声が小さいという後ろの班長からの叱咤激励が聞こえてきました。それから、みんなで大きな声を出すようになりました。一人では完走する事が出来なかったと思いますし、そこまで声を出す事も無かったと思います。だけど、みんなで走り、声を出し合うことにより、私だけじゃなく、みんなが力を合わせて声を出し合い頑張って走りきったのだと思いました。
 私はこの経験を通して、みんなで何かに取り組み成し遂げる事の大切さを知りました。これから私は、これらを生かし、会社の中で何事にも協力し合い困難な事にも立ち向かい最後までやり抜きたいと思います。

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