防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース 防衛ホーム新聞社 防衛ホーム新聞社
   2007年2月15日号
1面 2面 3面 5面 6面 7面 8面 9面 10面 12面

実業団障害飛越競技大会
防衛省チームが3位入賞
「勢い」と「気合」で勝ち取る
 第44回実業団障害飛越競技大会が1月13、14の両日、東京都世田谷区の馬事公苑で行われ、防衛省乗馬同好会(会長・山口昇陸将)が団体3位に入賞した。
 競技には、16チーム(▽日本IBM▽佐川急便▽日立国際電気▽日本航空▽松下電器▽富士通▽皇宮警察▽トッパンフォームズ▽衆議院▽防衛省▽東京都庁体育会▽松下電工▽NTT▽警視庁▽特別区文化体育会▽伊藤忠商事)が参加、2チームごとの対抗戦方式で勝敗を競った。防衛省チームは、予選リーグ、決勝トーナメントの準々決勝を無難に突破、準決勝で敗れはしたものの第3位決定戦では見事勝利した。防衛省チームのメンバーは▽山口昇陸将(研究本部)▽森下力3海尉(横須賀総監部)▽林晴生1空尉(空自プログラム管理隊)▽西川孝史事務官(研究本部)の4名で、表彰式後、山口昇会長は「同好会にとっては省昇格に引き続く慶事。実業団トップレベルの騎手を相手に善戦した。防衛省・自衛隊らしい『勢い』と『気合』で勝ち取った入賞だと思う。馬術は馬と人間の共同作業を楽しむスポーツ、関心のある方はいつでも大歓迎」と喜びを語った。
 なお、防衛省チームは、これまでに第22回大会で準優勝、第40回大会で4位入賞など、輝かしい実績を残している。
 〈防衛省乗馬同好会〉会長・山口昇研究本部長、会員約30名(うち女性約10名)。平素は自衛隊体育学校(近代五種)、馬事公苑などで練習。連絡先=陸自研究本部企画室・西川孝史事務官(電話048・460・1711内線5015)

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
I ENJOY MY OWN COMPANY 
アイ インジョイ マイ オウン カンパニー
一人でいるのが楽しいな
 Hi! How are you doing? 皆さんお元気でしょうか。関東地方も寒がゆるみ暖かい日が続いています。4月上旬並という暖かい日があるということはこれも異常気象なんですね。厳しい冬がなければ、春に花が咲かなくなることもあるそうです。そこから生活の大切なものが学べそうですね。

 さて、今回の表現は“I enjoy my own company"「一人でいるのが楽しいな。」です。Enjoyは〜を楽しむという意味ですね。My own companyは、直訳すれば「私自身の同伴」つまり自分自身以外の同伴がない、「ひとり」ということです。一人を楽しく感じるかどうかは、別問題として、英語らしい表現ですので覚えておくと便利ですね。Companyは、その他に「会社、中隊」などの意味もあります。大人になると割合、一人だけで行動することが少なくなります。たまには自分ひとりで行動するのも、新たに自分を発見するいい機会かもしれません。

 三寒四温といいます。これから気温の上下がかなりあると思います。暖かいといって油断せずに、ご自愛ください。年度末で仕事が立て込んでくると思いますが、無理をしないように楽しんで、明るく、笑顔で生活できればいいですね。それでは、もうしばらく冬の凛とした雰囲気を楽しみましょう。See ya!
〈スワタケル〉

新憲法はこうなる
田村 重信 著
 憲法改正に関する世論はいま大きな高まりを見せている。一般国民を対象とした世論調査でも、また、国会議員を対象とした調査でも、憲法改正を容認する数は、すでに8割を超えた。そして、その勢いに後押しされるかのように、2006年9月26日、国民の圧倒的人気を背景に、安倍晋三氏が首相に就任。安倍政治の軸は憲法改正である―と本書にも書かれているように、この5年以内に戦後のGHQの押しつけとも言うべき「日本国憲法」がようやく改正されようとしている。
 著者の田村氏は、「プライドある日本」をつくろうと思い、「憲法改正を党是とする自民党のなかで仕事をすれば、必ず自分の想いは実現できる」と約30年間にわたって自民党本部に奉職し、憲法、とくに安全保障を中心とする分野に深く携わってきた、その道のエキスパート。本書は、自らの人生を憲法改正の実現にかけ、実際の政治の舞台で、多くの防衛関連法制の制定や新憲法草案起草に深く関わった立場から書かれている。
 内容は、▽序章「新憲法草案発表までの全舞台裏」▽第1章「護憲派の偽善」▽第2章「天皇を守るために受け入れたもの」▽第3章「憲法論議がタブー視された時代」▽第4章「憲法論議活発化の背景」▽第5章「憲法改正で実現する『美しい国』」▽第6章「新憲法はこうなる『早わかり憲法改正Q&A50』」の6部構成で、とくに新憲法の中身をまず知りたい人には、Q&A形式で非常に理解しやすい第6章から読んでいくことを勧めたい。
 学者やジャーナリストの「憲法はこうあるべきだ」という観点からではなく、「新しい憲法はズバリ、こうなる」という、読者がいま一番知りたがっている観点から書かれた本書は、憲法改正を考えるうえでの格好の書である。(講談社刊)

9面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2008 Boueihome Shinbun Inc