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スペーサー
自衛隊ニュース   1103号 (2023年7月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

東大生ら統幕長訪問<兵庫>
 兵庫地方協力本部(本部長・宮崎紀彦1陸佐)は5月30日、自衛隊と共に歩む会会長等とともに現役東大生及び早大生を引率し、東京地方協力本部(本部長山下陸将補)の支援のもと、同学生による吉田統幕長への訪問に協力した。
 訪問においては、終始和やかな空気のなか、吉田統幕長が入隊に至った動機や当時の心境、初級幹部時代から現在までの経験等について説明するとともに、国家防衛の道を選択した当時の判断は正しかったと思っていること等についてお話しいただいた。
 また、学生からの質問には一つ一つ丁寧にお答えいただき、訪問した学生からは、自衛隊に対する理解と関心を更に深化することができたとの所見を得た。

曹候2次試験<熊本>
 熊本地方協力本部(本部長・笹島昭佳1陸佐)は6月17、18の両日、第1回一般曹候補生2次試験を実施した。
 試験当日、受付には緊張した面持ちの受験生が集まり、担当広報官より「あまり緊張しすぎず頑張れ!」と声を掛けられると緊張した顔に笑顔が戻り、気合いが入った様子であった。
 一般曹候補生の2次試験は、試験官3名との面接となるため、面接に不慣れな受験生にとっては、かなりの緊張を強いるものである。試験官は受験生を過度に緊張させないよう自衛官らしくメリハリをつけて面接を行うよう心掛け、受験生本来の実力を示してもらうよう面接を実施した。
 面接終了後の受験生は、実力を出し切れたのか目を輝かせて未来の自衛官としての自分を想像している様子であった。
 また、面接待機中の時間を活用し、「熊本地本募集広報用アンケート」を実施した。募集対象者と募集広報を企画する地本との「ニーズの差」を掌握するために、募集対象者が自衛隊関係のイベントで「何を見たいのか、どのような体験をしたいのか」と、説明会において「どういった内容を聞きたいのか」に焦点を当てた設問を入れ、「募集対象者のニーズにあった募集広報」を実施するために協力をお願いした。
 熊本地本は一人でも多くの募集対象者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り情熱をもった熱い募集広報、各所と本部という垣根を超えた積極的連携で募集目標達成のためまい進する。

フェスタ支援<宮崎>
 宮崎地方協力本部(本部長・黒子一也1空佐)は5月21日、宮崎市の宮崎公立大学で実施された「みやざきインターナショナルフェスタ」を支援した。
 同フェスタは、外国人と共創・協働する機会を作ることで外国人との共生を意識する市民を増やすことを目的とし、宮崎に暮らす地域の方々と在住外国人の方々が一つになれるコミュニティの場を共創し共生意識あふれる国際都市宮崎の実現を目指して行われた。約5千人の在住外国人と市民が訪れ、国際交流と相互理解の向上を図った。
 宮崎地本は、(1)車両展示(2)災害派遣状況展示(3)制服試着体験=写真=(4)VR体験コーナーを設置。来場した市民からはどうすれば自衛官になれるのか質問を受ける等良好な反応が見受けられた。本活動を通じ来場した市民に自衛隊に対する認識と理解を深め、防衛施策に対する信頼と協力を得るための親近感の醸成を図ることができた。
 同フェスタの成功を祝うとともに、宮崎地本は部員の職務遂行、関係部隊、地元地方自治体及び協力団体の協力を受け、職員一人一人が情熱をもって自衛官の募集、退職自衛官の就職援護、予備自衛官の管理等にまい進していく。

山川みなと祭り<鹿児島>
 鹿児島地方協力本部知覧分駐所(所長・永山厚仁陸曹長)は6月4日、鹿児島県指宿市で行われた「山川みなと祭り」へ参加した。
 同祭りは、航海の安全と大漁を祈念するお祭りとしてカツオの水揚げで知られる山川漁協周辺で開催され、特産のカツオ製品を売るお店が並ぶほか、かつお節の削り競争や活魚のつかみ取り、漬物つめ放題や茶ぶしの振る舞いなど山川ならではのイベントがあり、約2万人が訪れにぎわいを見せた。
 鹿児島地本は自衛隊ブースを設置。制服試着体験、VRゴーグル体験、まもる君による広報グッズ配布及び記念撮影を行うとともに、第12普通科連隊第3中隊(国分)による装備品展示(軽装甲車、中距離多目的誘導弾、オートバイ)、航空自衛隊新田原基地広報班による航空ヘルメット装着体験、操縦かん体験を実施するなど、効果的にPRすることができた。
 来場者からは「コロナ禍前みたいに自衛隊音楽隊が出演し、パレードや演奏出演を聴きたかった」、「船にもまた乗りたかった」等の声が多く聞かれた。小さなお子様がいる家族からは「将来パイロットにさせます」、「車がたくさん見れて楽しめました」、「次は戦車も来て下さい」等の感想が聞かれた。
 知覧分駐所は、「南薩地区は自衛隊関連施設が所在せず、自衛隊の認知度の低い地域。地域貢献と併せて募集・広報活動に力を入れ、魅力を積極的にPRし、認知度を向上させ、入隊意欲の高い人材を1名でも多く確保していきたい」としている。

チャレンジ体験<京都>
 京都地方協力本部京都募集案内所(所長・萱野憲一陸曹長)は6月6日から9日の4日間、陸上自衛隊宇治駐屯地の支援を受け、京都市立大淀中学校2年生5名に対し、「自らを見つめ、生き方について考えを深めながら自ら学ぶ力などを育む取組」という狙いでチャレンジ体験を実施した。同校の自衛隊への参加は今回が初めて。
 チャレンジ体験では、自衛隊の概要及び駐屯地の説明、救急法、駐屯地見学、訓練体験等を実施。生徒からは「基本教練やロープワーク、ラックサック、天幕設営、土嚢積みなどを体験でき良い経験になった」、「今後もイベントや体験に参加したい。もっと厳しくても大丈夫」、「自衛隊の食事がとてもおいしかった」などの感想が寄せられた。
 また、さまざまな企業がある中で自衛隊への参加を希望した理由を聞くと、「自衛隊が普段どんな仕事をしているのか知りたかった」、「将来自衛隊に入りたいと思っているから」との回答があり、積極的に参加を希望したことが分かった。
 担当教師からは、「自衛隊への参加希望者は十五名もいたが他参加企業さんへの割振が必要で五名に絞らなければならなかった」、「来年度もお願いします」等の希望もいただいた。
 京都募集案内所は「生徒の皆さんに自衛隊の魅力を伝えることができた。今後も広報に力を入れ、一人でも多くの自衛隊の理解者を増やしていきたい」としている。

先輩からの激励<愛知>
 愛知地方協力本部豊田地域事務所(所長・安藤2陸尉)は6月14、15の両日、豊田市立藤岡中学校、同猿投台中学校、同上郷中学校、同末野原中学校及び同井郷中学校の生徒24名に対し職場体験学習を実施した。
 初日は、陸上自衛隊守山駐屯地において第10通信大隊及び第10特殊武器防護隊の概要説明を聞いた後、野外電話機を使用した通信訓練や特殊武器防護隊の除染作業の体験学習を行った。昼休憩中、藤岡中学校を卒業して第35普通科連隊本部管理中隊の衛生小隊に勤務する永田侑生奈陸士長が同中学校の後輩に会いに訪れ、激励の言葉を掛け、自衛隊での生活について語り職場の魅力を伝えた。
 永田陸士長は自身も中学生のときに職場体験学習に参加した経験から自衛隊を知り、大学卒業後に自衛隊に入隊した。激励を受けた藤岡中学校の生徒は、記念撮影の後、「将来は永田さんのような女性自衛官を目指します!」と抱負を語ってくれた。
 豊田地域事務所は今後も地域の学校とのつながりを大切にして自衛隊の魅力を多くの方々に知ってもらい、一人でも多くの募集対象者を志願に結び付けられるようまい進していく。

青空飛行に感動<大阪>
 大阪地方協力本部(本部長・深草貴信陸将補)は5月27日、中部方面航空隊の協力を得て、八尾駐屯地において募集対象者や保護者、学校関係者等48名に対する航空機体験搭乗を実施した。
 青空が広がり清々しい中、安全教育の後、UH-1多用途ヘリコプターによる体験搭乗を行った。併せて、航空機見学や資料館見学及び売店利用も行われ、記念品等を購入するなど充実した時間を過ごしている参加者の姿があった。
 体験搭乗を終えた参加者からは、「ヘリコプターに乗ることができ自衛隊の受験を決意した」、「あべのハルカスや、ユニバーサルスタジオジャパンを上から眺めることができ、いい思い出になった」、「大阪の街並みを上空から見れて感動した」等の声を聞くことができた。
 大阪地本は、これからも自衛隊に対する理解促進を図るため、積極的に広報活動を実施していく。

募集相談員委嘱式<愛媛>
 愛媛地方協力本部(本部長・真部亮太1陸佐)はこのほど、愛媛県内の各市町において自衛官募集相談員委嘱式を実施した。
 本制度は昭和53年度に始まったもので、平素から防衛問題及び自衛隊に関心を持ち、地域の事情に精通し信望のある方を選定し、自衛官等の志願者に関する情報の提供のほか、地本の行う募集のための広報への援助をお願いしている。
 任期は2年で、今年度は継続102名及び新規15名に対して市町長との連名による委嘱状、更に新規の方には標札も交付し募集に関する協力を依頼した。
 委嘱を受けた募集相談員は、少子化が進む昨今の厳しい募集環境の中、少しでも募集業務に貢献したいと強い思いを示されていた。愛媛地本は募集相談員と連携し、一人でも多くの入隊志願者の確保を目指していく。

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