東京地方協力本部(本部長・山下博二陸将補)は、3月19日、新宿区立新宿文化センターにおいて、東京地本を通じて入隊・入校する予定者を激励するため、「令和4年度入隊・入校予定者激励会」を実施した。
当日は、予定者及びその家族や招待者等を併せて、約460名が来場するとともに、YouTubeによるライブ配信を実施し、約1800回の視聴回数となった。
また、会場ロビーにおいて、東京都自衛隊家族会による入隊・入校予定者家族のための相談コーナーも設置され、多数の家族が相談に訪れていた。
激励会は、式典及び音楽演奏会の2部構成となっており、第1部は、国歌吹奏の後、山下本部長による主催者挨拶が行われた。また、来賓を代表して吉住新宿区長からの祝辞、協賛団体代表として東京都自衛隊家族会の佐竹会長からの挨拶、さらに、浜田防衛大臣と小池東京都知事からのビデオメッセージや祝電など、部内外の多くの方々から寄せられた激励の言葉が紹介された。
先輩隊員6名が予定者を激励
先輩隊員からのメッセージでは、ゲスト司会者の元自衛官で芸人のトッカグン小野寺氏が、6名の先輩隊員(陸上総隊・井門2陸尉、自衛隊中央病院・藤井2陸尉、第32普通科連隊・千葉3陸尉、航空教育集団司令部・長谷部1空曹、補給本部・野村3海曹、航空救難団・清水空士長)から、志願のきっかけや現職務でのやりがい等を聞くとともに、それぞれの先輩隊員から入隊・入校予定者に対して激励の言葉が贈られた。
さらに、入隊・入校予定者の代表2名による決意表明では、防衛医科大学校看護学科に入校予定の大内希実さんと、陸上自衛隊一般曹候補生として入隊予定の楠見一仁さんが「入隊・入校を決意した心境」、「支えてくれた皆様への感謝」、「将来の目標」等について述べ、会場いっぱいの拍手に包まれていた。
第2部では、陸上自衛隊第1音楽隊(隊長・新田1陸尉)による入隊・入校予定者への激励演奏が披露され、来場者は迫力ある演奏に聴き入っていた。
出席者からは「先輩隊員の話を聞き、入隊後の生活が少しイメージできたので良かった」、「音楽隊の演奏がとても感動しました」といった感想が聞かれた。
東京地本は、今後も入隊・入校予定者と家族が安心感を持って入隊・入校できるよう、最後までしっかりサポートしていくとしている。 |