全自衛隊スキー選手権大会(全自衛隊スキー協会=吉開稔治会長=主催)が3月18〜19日、北海道・ルスツリゾートスキー場で4年ぶりに行われ、個人戦大回転の部は藤吉簾陸士長(真駒内18普連)が個人戦基礎の部は渡邊渚陸士長(高田2普連)がそれぞれ総合優勝した。
大回転の部が50回、基礎の部が30回を数えた。コロナの収束にも伴い大回転に7チーム61人、基礎に30チーム215人と多くの陸海空自隊員、家族が出場した。
約35本の旗門が設けられた約800mのコースを滑降する大回転の個人戦は、藤吉士長が総合優勝した。個人戦での5人のタイム中上位4人の合計タイムを競う団体戦は「高田自衛隊Bチーム」が制した。
基礎は四つのコース(大回り整地、総合滑降、小回り不整地、同整地、各距離100〜200メートル)を滑り、得点を競った。個人戦は大会史上初めて女子の部の渡邊渚陸士長(2普隊)が総合優勝。渡邊士長は前週に開催された「全日本スキー技術選手権大会」でも女子1位を獲得した。
5人の合計点を競う団体戦は「高田自衛隊Aチーム」が優勝し、大回転とともにW優勝を果たした。
成績は次の通り。
【団体戦】▽基礎(1)高田A(高田)、(2)18普連(真駒内)、(3)高田B▽大回転(1)高田B(2)18普連、(3)20普連(神町)
【個人戦=基礎】(※優勝)▽総合=渡邊渚士長(2普連本管中)▽1部(29歳以下)=藤吉簾士長(18普連本管中)▽2部(30〜39歳)=鈴木洋祐3曹(18普連2中)▽3部(40〜49歳)=金田翔1曹(18普連本管中)▽4部(50歳以上)=松本進一曹長(25普連)▽女子(中学生以上)=渡邊士長
【個人戦=大回転】(※同)▽総合=藤吉簾士長▽1部=藤吉士長▽2部=叶靖長2曹(2普連本管中)▽3部=金田翔1曹▽4部=安田豪(OB)▽女子=渡邊渚士長 |