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スペーサー
自衛隊ニュース   1094号 (2023年3月1日発行)
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新たな門出 二十歳おめでとうございます!


名寄
 名寄駐屯地(司令・山崎潤1陸佐)は、1月13日、「二十歳を祝う激励行事」を実施し、隊員を祝福するとともに、自衛官としての責任感の醸成及び社会人としての自覚を促した。
 二十歳を迎えた隊員は、駐屯地営庭において駐屯地曹友会主催の恒例行事である「雪上3本綱引き」に臨み、氷点下10度の中、雪にまみれながらも先輩隊員の歓声を受け、白熱した試合を繰り広げた。
 その後、駐屯地食堂で行われた激励行事では、名寄地方自衛隊協力会会長(加藤剛士氏)をはじめ、協力諸団体の来賓が列席される中、山崎司令は「二十歳を迎えた諸官達、おめでとう。今後、活力のある健全で信頼される駐屯地の隊員として強い責任感を持ち、国民の負託に応えられるよう、それぞれの部隊で鋭意努力してもらいたい」と祝辞を述べ隊員を激励した。
 続いて名寄市長でもある加藤会長から「皆さんは地域にとって大きな宝であり希望である。地域から、そして国民から信頼される自衛官を目指して、これから大きな一歩を踏み出していただきたい」と祝辞が贈られ、隊員は地域の方々からの期待を直接感じた様子であった。
 最後に二十歳を迎えた隊員を代表し、第3即応機動連隊第2普通科中隊の東純聖3陸曹が「一人前の自衛官を目指し、高い志を持ち続け、何事にも挑戦していきたい」と謝辞を述べ、二十歳を迎えた自衛官としての決意を新たにした。
 二十歳の節目を迎えた67名の隊員は、地域の大きな期待を背にそれぞれの部隊で与えられた任務を完遂するため、若さと情熱をもって日々精進していく。

東千歳
 東千歳駐屯(司令・武田敏裕陸将補)は、1月12日に「令和4年度二十歳の集い」を行った。
 駐屯地司令は式辞において「『一燈照隅』。一隅を照らす、これすなわち国の宝なり。自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、光輝くことが出来る人こそ何ものにも代えがたい国の宝である。それぞれの持ち場において与えられた任務・役割にひたむきに取り組み、自ら光り輝く未来を切り開いてほしい」と言葉を送った。
 第7化学防護隊の源田和久士長は、「ここまで育ててきて下さった多くの方々に感謝し、一社会人、自衛官として責任の遂行及び規律の厳守を具現化するため、あらゆることに挑み、失敗に臆することなく自己の研鑽の糧とし、強い芯のある自衛官になりたい」と力強く決意を述べた。
 二十歳を迎えた112名の隊員は、互いに手を携え、日々切磋琢磨して実力を養い、輝かしい未来を自らの手で切り開くべく、それぞれの部隊で一隅を照らすことを胸に誓った。

島松
 島松駐屯地(司令・豊田真陸将補)は、1月12日、「二十歳の祝い」を行い、14名の門出を祝った。
 行事に先立ち、駐屯地司令室で新成人それぞれが考えたポーズで記念写真を撮った後、駐屯地体育館で駐屯地各部隊隊員とともに「二十歳の祝い」を実施した。
 行事は、新成人一人一人が抱負等を述べ、最後に代表の第101高射直接支援大隊第1直接支援中隊の藤田3曹が抱負を述べ決意を新たにした。
 その後、駐屯地曹友会、事務官等親交会から記念品を受け取り、恵庭市自衛隊婦人協力会を代表して会長の中川幸子氏から手作りのお守りを受け取った。
 駐屯地司令は、「自らの人生を充実させるため、こうありたいという理想像を確立せよ」と式辞を述べ、恵庭市自衛隊協力会会長の原田裕氏(恵庭市長)からは「継続することが自信につながる」「目標をもって歩み、先輩からスキルを学び立派な自衛官として成長してもらいたい」と祝辞が贈られ、これからの活躍を祈念し「二十歳の祝い」を終了した。

弘前
 弘前駐屯地(司令・天内明弘1陸佐)は1月24日、「令和5年弘前駐屯地二十歳のつどい」を実施した。今年は駐屯地所在部隊の隊員42名が二十歳を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く34名が出席した。
 式は、櫻田宏弘前市長、各協力団体の会長等多数の来賓の臨席と駐屯地各部隊長等の立席のもと実施された。又、新型コロナウイルス感染拡大防止により声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策が講じられた。
 式において天内司令は「二十歳の仲間入りを迎えた隊員諸官、おめでとう。『失敗を恐れず果敢に挑戦せよ』、『自らの行動をもって感謝の気持ちを具現せよ』の2点を要望し、諸官らは我が国、そして、陸上自衛隊の将来を担う『宝』である。新しい時代を切り開く原動力となってもらいたい」と式辞。
 また、新成人を代表して第39普通科連隊第3中隊の清野文佳(せいのふみか)陸士長が決意表明し、「これまで育ててくれた家族や日頃より暖かく見守ってくださっている地域の皆様方に感謝の気持ちを忘れずに一つ一つの目標や夢を実現させ、これから先も私達らしく活躍できるよう努力して参ります」と力強く述べた。
 式典終了後、二十歳を迎えた隊員は駐屯地体育館2階において、今後の目標、決意を叫び、改めて二十歳という節目に記念すべき日となった。

船岡
 船岡駐屯地(司令・黒羽明陸将補)は1月12日、令和5年駐屯地成人行事「二十歳を祝う会」を挙行し、二十歳を迎えた隊員18名を祝福した。
 本行事には、船岡自衛隊協力会会長(柴田町長)、自衛隊家族会県南地区連絡協議会会長、宮城県隊友会仙南地区支部連合会会長、防衛・駐屯地モニターの方々11名の来賓を招き、駐屯地所在隊員と共に、祝ってもらった。
 行事は、国歌演奏、駐屯地司令式辞、来賓祝辞、二十歳を迎えた隊員の紹介、記念撮影を実施した後、祝賀会として隊員食堂で会食を行った。
 二十歳を迎えた隊員の紹介において、参加した隊員は色紙に自ら筆で書いた漢字一文字を掲げ、一人一人が決意表明を実施した。
 二十歳を迎えた隊員は、「陸曹を目指して頑張ります」「部隊の原動力となれるように頑張ります」等、それぞれの思いを述べ、今後の抱負を発表して決意を新たにしていた。

八戸
 八戸駐屯地(司令・遠藤智明1陸佐)は1月13日、駐屯地体育館において「令和5年八戸駐屯地成人式」を実施した。
 式は、晴れて新成人となった20歳・19歳、計109名の隊員及び八戸市長をはじめ多数の来賓や各関係部隊長が参列して執り行われた。駐屯地司令は新成人となった隊員に対して「より一層の努力と健闘を期待する」と式辞を述べるとともに、来賓代表として八戸市長(熊谷雄一氏)及び駐屯地後援会長(坂本美洋氏)から新たな門出となる新成人に対する祝福と激励の祝辞が贈られた。
 新成人を代表し、八戸市出身の柳沢音羽1陸士は、「何事にも臆することなく今を一生懸命過ごし、人の心に寄り添える優しい自衛官を目指します」と誓いの言葉を述べた。式典の最後には八戸陣太鼓部が新成人の門出を祝う、「祝太鼓」を演奏した。
 また、本行事にあわせ、青森県赤十字献血センターが実施した「二十歳の献血」において、駐屯地から49名の隊員が協力した。

6師団

 第6師団(師団長・鬼頭健司陸将=神町)は、各駐屯地において、成人行事を実施した。
 神町駐屯地(司令・奈良岡信一陸将補)では、1月13日東根市長をはじめ各協力団体の方々、家族の臨席のもと「令和4年度神町駐屯地成人行事」を行い、105名の20歳を祝した。
 駐屯地司令である奈良岡陸将補は、執行者として来賓に謝辞を述べるとともに、隊員に対し「これまで過ごしてきた20年の日々を振り返り、大人になったことを自覚するとともに「よき大人・よき社会人」となることを目標に、これから何をすべきかを真剣に考える機会にし、これまで深い愛情を注いで見守ってくれた御家族・保護者の方々をはじめとした多くの関係者に対し『ありがとう』の気持ちを伝えてもらいたい」と式辞を述べた。
 隊員代表、第6特殊武器防護隊の菅野3曹は「誠実で失敗を恐れず、挑戦する気概を持ち自らの職務に一路まい進することを誓います」と決意を表明した。


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