岡山地方協力本部(本部長・緒方義大1陸佐)は6月27日、日本原駐屯地の支援を得て、74式戦車の体験試乗を実施した。この企画は岡山地本インターネット公募で募った参加者を対象としており、岡山県内より35名の参加があった。
当日は、日本原駐屯地資料館で日本原駐屯地広報室長の駐屯地概要説明から始まり、資料館見学、74式戦車の体験試乗を行った。
戦車体験試乗では第13戦車中隊の隊員から仕事内容や装備について説明を受け、戦車を操る隊員にも強い感心を示し、隊員へ積極的に質問を行う姿が見られた。参加者は、戦車の大きなエンジン音や揺れに驚きを隠せず、戦車の迫力に終始圧倒されていた。
参加者からは「日常では滅多に見ることが出来ない戦車を見ることが出来た上、試乗もでき貴重な経験になった」「初めて駐屯地に入ったが、広くて驚いた。自衛官の規律正しい姿に感動した」「自衛隊の仕事を知ることが出来て、いい機会になった。将来の選択肢に自衛隊入隊を入れたいと思う」と声が聞けた。
付添いで参加した保護者からは、「今回参加したことにより自衛隊について更に理解が深まった」といった声を聞くことが出来た。
今回は自衛隊への興味付け及び理解等を目的として岡山地本のインターネットで一般の方を広く募集した。予想以上に多数の応募があったこともあり、今後もインターネット等を活用した広報で多くの人に自衛隊の理解関心を高めてもらえるよう広報活動を実施していく。 |